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Pearl Birthday Show 2023「I'm Show Girl」(L&S 2/24) [キャバレーつながり]

キャバレーローズでご尊顔を拝している、
スタイル抜群、お歌も歌えるスーパーショーガールのパールちゃん。
マジックも見られるショーパブL&Sでのお誕生日イベントに
PaParottsが出演するということで、
パールちゃんファンのおじさまたちに混ざって、見てきました。
なんと、パールちゃんの構成演出だそうです。

最初は赤と黒の1920年代風のお衣装で、
パールちゃんとPaParottsでスウィングジャズをガッツリ。
かっこいい~。

パールちゃんが豪華な打掛で登場して、自作のお歌を歌ったあと、
引き抜くと超セクシーなシルバーの、ほとんど隠してない、みたいなレビューのお衣装。
に、たくさんの桜の飾り!
ここにコッペさんも入って、この場面むちゃくちゃよかったですね。
桜の狂気って感じでした。

すずよさんがテナルディエ夫人みたいな恰好ででてきて、
L&Sの代表のマジシャンの方と一緒に、
ミュージカルナンバーを。マジック込みで。
ほんとにミュージカルみたいだった~~。

PaParottsのソロは、新しいお衣装で、1950年代ぽいけど最近のあの曲。
踊りながら歌う、がコッペさんは初挑戦だったとのこと。
ビジューがいっぱいついた、お帽子もセットのお衣装、かーわいいし、
曲もいいし、踊りもいいし。永遠に見ていたいですね。

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L&Sはすごく小さくて、
ダンサーさんの手や顔が10cmぐらいすぐそこにあったりして、
臨場感がすごくてありがたいです。

男性が出てくると突然興味をなくす我々なのですが(なぜ…)、
L&Sの代表さんはマジックもうまいし、司会的なこともテンション上げてくれるし、
全然OKなんですよね~(←何様)

ところでバースデーイベントって、こういうお店だと必須なんでしょうね。
あと卒業イベントも。宝塚も一緒だな(笑)。
通常の出し物も大事だけど、メリハリつけるためには何らかのイベントで集客したいし、
そもそもが形に残らない芸能、永遠に踊れるわけじゃない、その刹那性ゆえに一回一回が大事。
で、お誕生日や引退の重要性が増す。ファンはそこに駆け付ける。
やっぱり、芸能と接待はものすごーく近い。

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映画「odoriko」(東京日仏学院(アンスティチュ・フランセ 東京) 1/30) [ストリップの過去や読んだもの]

ストリップの楽屋を撮ったドキュメンタリーがあるとのことで、
気になってはいたんだけど、なかなか普通の映画館で上映されず、
フランスで編集版がつくられた関係でか、
フランス関係の機関でイベント的に上映されることがあり、
なんとか、編集版ではないほう(ディレクターズカット版のほう)を見ることができました。

とにかくひたすら楽屋で撮影した、という映像です。
何の説明もなく、淡々とそれが続きます。
でもなんとなく、この人は引退するんだな、といったことはわかる。

楽屋で子育ての話をしたり、親の介護の話をしたり、
超ベテランが、中堅の踊り子さんの衣装の手伝いを舞台袖でしていたり、
一方で、入りたての踊り子さんが意気込みを語ったり、
踊り子さんの素の状態が次から次へと映し出されて、
もちろんストリップ劇場の楽屋だから、裸のままも多いし、
その膨大な「素の状態」になんか圧倒されました。

そもそも裸体でいる楽屋でよく撮影させてもらえたな、と。
トークショーでのお話によると、
監督ほか合計3人(たしか)で、すっごく狭い楽屋に入って、
とにかく、邪魔にならないように邪魔にならないようにしていた、
特に、答えを求めて質問しないようにしていた、とのこと。
ああ! 

ドキュメンタリーって、森達也がよく言うように、
そのままを撮っているようでいて、
じつは、撮る側が、自分の意図通りの文脈になるように撮ってしまうもの。
それをできるだけ排除しようとしたわけです。

トークショーには奥谷洋一郎監督のほか、
作品中にも登場した浅葱アゲハさんと、牧瀬茜さんが登場。

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フランス編集版のほうのタイトルは「NUDE AT HEART」というのですが、
それは牧瀬さんの、「自分は心から裸になれているだろうか」という自問からきているそうです。
人にどう思われるかをすごく気にしてしまっていて、
裸になってもなっても、本当の意味では裸になれていない。
自我を解放できているだろうか。
…高度なパフォーマンスである現代のストリップで、
もはや裸になる必要はないのではないかと思うぐらいのときもあるけど、
やっぱり裸が必須なのは、そこに自我の解放を見ているからなんだと思う。自分は。

客席からの質問や感想では、ストリップをそもそも見たことがない、
という人がけっこういて驚きましたが、
ドキュメンタリー映画そのもののファンっていう層があるってことですねえ。
アゲハさんのエアリエルにびっくりした、という声もあって、
ストリップファンはみんな誇らしく思ったのでは。

なお、普通の映画館で上映しないのは、裸体が多いからかと思っていましたが、
じつは、(撮影時に許可を取っているとはいえ)
普通の映画館で公開していいか、
最終的な確認が取れていない踊り子さんがいるから、だそうです。


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横浜ロック座(1/28) [ストリップ観劇]

うれあさんの6周年作「長靴を履いた猫」を横浜でも見れましたーー!
スペースが小さい分、狭い中で激しい動きをするので、
客席も一緒になってその動きに参加してストームが燃え盛っているようで、
なんという充実感…!

この回はなぜか、あらきまいさんも樋口みつはさんも鈴香音色さんも、
アイドルっぽい演目でした。
こういうのって定番なんだろうなあ。
鈴香さんのは、たぶん、前田あこさんのを借りていたらしく、
ファンの方たちの盛り上がりがすごかったです。

で、前田あこさんの演目が面白かった。
和服で登場して魚を焼きだすんですよ。なんだ?? と思ったら、
そのあと猫になって…(ネタばれふせる)
で、サンバを踊る! あ、魚はサンマなのね(笑)
なんじゃそらって感じですが、全然脱力することもなく、
クスクス笑いとともに、ワクワク楽しく見られました。
この方、ファニーフェイスにやや大柄なスタイルなんだけど、
かなり踊りがうまくて、筋肉がしっかりついているんだろうなあ。


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ジョイントライブ in 金魚(1/22) [キャバレーつながり]

六本木金魚。ゲイのショーを見せる歴史的な名店。
コッペリアサーカスさんが出演されるイベントということで、行ってきました。

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赤と金がおしゃれ!

前半は金魚のダンサーさんたちのショー。
あれ? 女性もいるのかな??
どうやら、「改造人間」(と紹介されていた)3人、女性4人?
男性2人(のうち、1人は女性っぽいメイクや話し方だけど踊りは男性パート)。

とにかく装置がすごい!
天井が高くて、二階部分もあり、そこから階段が降りてくる!(内臓されてる)
一階部分はセリ上がって、階段が生える!(二階の階段とつながると大階段!)
手前には下手から上手にスライドする地面があって、スライディングみたいに登場。
そしてなんと本水まで!
これはいろいろ演出できて楽しそう。

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ショーは普通のショーでした。綺麗でかわいい。
友人たちは30年ぐらい前に来たことがあったそうで、
「???」ってなってました。
前はハリセンで叩いたり、けっこうどぎつくパワフルなショーだったとのこと。

席に来てくれたダンサーさんたちの中で、経験年数多そうなお兄さんに聞いたところ、
10年ぐらい前に、アングラ好きのオーナーが亡くなったことと、
外国人観光客が来るようになってコンプラを意識するようになったために、
変わっていったのだそうです。

なんとまあ。
多くの人に観てもらおうとすると、どうしても中庸なものになりますよね。
特に今みたいにエンタメにかけるお金が減っている時代。

なお、席数は前はギチギチに入れてたけど、
コロナで席数減らして、パーテーションとかもつけたのだそうです。

劇場みたいに階段状になってる客席で、
ダンサーさんがショーのあと席につく、という設定ではないのですが、
ダンサーさんはショーの前後に近くまで来てくれて少しお話できます。
可愛い名刺をいただくのも、ショーパブっぽいです。


後半はコッペさんが出演するイベント。
歌の人二人と、ダンサーはコッペさんと、Luluさん(クレイジーピンクにも参加されてる?)。

コッペさんのソロは、あのミュージカルの切ない名曲で、バーレスク。
バーレスクってコミカルなイメージがありますが、
こんなに切なくて悲しい表現もできるのですね。
天井が高いので、よく広がるオーガンジーのガウンや、大きな羽根を、
ふぁっさーーー、ふぁっさーーーと動かすのが美し~い!

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Luluさんと、花魁のような、でももちろんコッペさん作だから
ビジューでキラキラでカラフルな、コルセットみたいなのもしてて
洋もののヘッドドレスまでついてるお衣装で、
煙管をふかすのがとってもアンニュイでセクシー。

黒いドレスに、白い傘を使った演出も印象的でした。
傘の布が、傘の枠を超えてものすごーーーく長くて、それをいい感じに束ねてあったりして、
ふわあああ~~っとそれをくるくるしながら動くのです。

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コッペさんのパフォーマンスは、
衣装や道具と、動きが、すべて計算されている、総合芸術!!!

天井の高い会場で観れて良かった~~!


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紫ベビードール 20thイベント(1/24 パインスターカフェ) [キャバレーつながり]

新宿ニューアートのあと、そのまま夜は吉祥寺で紫ベビードール20周年。

ちょうど20年前のこの日にVivaceさんからEvaさんにメールがあったのがはじまり。
「クラブとかで踊るあやしいレビュー集団を作ろうと思ってるんだけど。
名前はもう決まっている。」とのこと。へぇ~~。
ちなみに、当初は4人で、今いるのはEvaさんだけ。

20周年を振り返るちょっとしたお芝居仕立てがあったりして。
録音してある台詞にあわせて口パクしてるのがおかしい。

ジルベールがフランスかぶれのベレー帽青年だったり、
オーディション風景を『コーラスライン』風に再現したり、
宇宙大会に出場するという設定だったり、
実際とちょっとだけずらして誇張してるのが気楽に観れて楽しい。

前回のようなゲストはおらず、
2時間、ほぼぶっ通しで踊る!
この耐久レースに耐えられなくて脱退した方もいるのでは…という気がする…(笑)

最後のジルベールのMCも良かった、この方、本当に美声よね。

アニーさん、コッペさん、シェリーちゃんもご来場。

ずっとアップテンポの曲なのに飽きないセンスの良さ。
客席が老若男女なのもよい。

男性が女性に無理やり脱がされて笑いになる。
古風と言えば古風だけど、まだまだ男尊女卑の世の中、これぐらいがちょうどいい。
エロなのに搾取がない。
これが紫さんのいいところだよねー。


これまでのメンバーの顔写真が入ったツリー(?)
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新宿ニューアート(1/14) [ストリップ観劇]

女性優先席ができてました。前からあった? ありがたい。
痴漢防止のためには優先ではなくて専用にすべきところだけれども、
優先というだけでも、「女性も見に来ていいんだ」と思えて、ほっとする。
(やっぱりどこかで、肩身が狭く感じてしまうので)

立ち見も出ていました
私は定期的に観るようになったのがコロナ以降だったので、
最初はけっこうガラガラで、もう劇場が作れない=衰退している芸能、
というイメージそのものだったけど、
最近はお客さんがすごく多い。
コロナ前はこうだったのか?

お目当ての御幸奈々さん、なんと私と同い年!! 
すごい…なぜこんなに動ける…普通にかわいい…。
特に指の動きがきれい、この指は熟練の技と言えるのでは。

うれあさんは、ぽんぽこ。何度観ても幸せになる。

木葉ちひろさんはセーラージュピター。
力強い肉体(ゴツゴツムキムキって意味ではないです)が
本当にきれいで、生命力そのものがセクシー。
サバンナの美しい野生動物を見ているかのよう。

矢沢ようこさんは邦楽だけでまとめたかっこいい系。
出演されている映画「おろかもののブルース」の曲なのかな?

月島花さんはしゅっとしたお顔にグラマー体形で、
ちょっと昔の映画のエロ場面みたいでドキドキする。
新体操でもやっていらしたのかな? リボンをくるくるする動きがあった。

ののかさんは見れず。


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RED LIGHT BURLESQUE in Yokohama(2022.12.29) [キャバレーつながり]

昨年につづきクリフサイドでのバーレスクイベント。

Naspyさんがすごく良かった!
金色のテープを発射するバズーカみたいなやつ、
音楽の盛り上がりに合わせてぶわーって出て、盛り上がるーー!

友人が行けなくなったので、夫に行ってもらったのですが、
おひねり渡してました。初おひねり。

上の助空五郎さん。なんと、Rice dian soleさんのお兄さん!
ウクレレを弾きながら、タップダンスしたり、マジックしたり、
一人でなんでもやる芸で、
とにかく脱力系で、くすっと笑えて、そしておしゃれ!
こういう芸があるんだ~~~
妹がバーレスクダンサーで、っていう歌詞もあって大拍手!

violet evaさんがトリ、締まります。

あと去年も出てたスナッチさん、ミワロックさん、
ミュージシャンや歌手とのコラボ演目で、それはそれでいいんだけど、
単体でも観たかったなあ。

元ストリップのRENさんが、
踊り子そのものをテーマにした演目で出ていて綺麗でした。
美月春さんが、小道具お片付け係としてちょこちょこ出てきてました。

12月のAll that burlesqイベントでもそうなんだけど、
休憩時間が「客が自由に踊っていいタイム」になってて、
観客にダンサーが多いと思われ、
ものすごい高度な踊りの輪ができて、それを見るのも楽しい。
スナッチさんが、次あなたソロ! って指名して、みんな即興で踊れちゃう。
大勢で踊って超盛り上がってトランス状態に…ってこういうのの先にあるんだろうな。
いいな~。

ところで、崎陽軒のお弁当がバーカウンターで買えるようになってたのは、
10月の横浜ショートストーリーがきっかけなんでしょうかね?

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川崎ロック座でクリスマス(2022.12.25) [ストリップ観劇]

桜庭うれあさんの、今まで観たことないクリスマス演目と、
新しい6周年作を観ることができました。

クリスマスのほうは、トナカイが出てくるんだけど、
こういう小道具一つとっても、おしゃれなんですよね。
適当に選んではいない。まったくダサくない。

新作は猫がテーマ。猫耳をつけています。
最初は王子様っぽいかっこうでちょっと男役。
最後はガンガンにセクシーな猫として踊るので、
ストーリーはなくて、猫というお題でつなげた感じ。
なんだけど、ちゃんとそれぞれ「役」になってるのが、芝居心。

あすかみみさんのクリスマス演目も観れました。
これまたややグロなゴシックで、
クリスマスツリーに、ちぎられた手首とか吊るしちゃって、こわかわいいやつ。
ナマハゲとクリスマスのミックスなんですね。
客席を襲いに来るので、はやく襲われたくてたまらないワクワク状態。

このあと、みみさんが体調不良、数日後にうれあさんも体調不良で、
心配しましたが、数日で回復されたようでほっとしました。

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PaParottsのクリスマス「Ringing Holly Night!」(2022.12.22) [キャバレーつながり]

渋谷のビルの7階、その名も7th floorというライブハウス?
適当にソファとか椅子が置いてあって、外には渋谷のビルがたくさん見えて、
なんだかいい感じのお店です。

今回はオナンスペルマーメイドさんがゲスト。

最初は、赤いタイトなキラキラのミニワンピで、袖は片方だけついてて、
アニマル柄(というかフェイクファー?)でふわっと。かわいい!

レリスノーをスキャットで歌ったり、
あの有名なマライアキャリーの歌をジャズアレンジで!
私、パパロッツは音楽そのものが本当に好きなんですよーーー。

オナンさんのソロは、ゲイゲイしいコミカルな歌で大爆笑。

コッペさんのバーレスクのソロもありました。
写真集に登場した、ブリティッシュなチェックのお衣装に、あの棒!
けっこうでかいんだけど、軽々と使って、
なんだろう、女王様って感じ?? 威厳があって、挑発的な表情で、
演目ごとに世界観がしっかり作られてるんですよねえ。
めっちゃ盛り上がって楽しかったー!

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ソロが終わったら、白いかぶりもののお衣装で、賛美歌隊を3人で。
頭にでっかい星をそびえたたせていました。

シンガーズ・アンリミテッドの曲やってくれたの、うれしかったなあ。

あと、バンドメンバーのみなさんも一緒に、全員でハンドベル。
オナンさんの指揮で、振ったり、振らなかったり、タイミングで笑わせてくれて、
このときとった写真がみんなすごい笑顔。

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最後は緑のお衣装で、ザコーデッツの曲とか、
こっぺさんのジョイフルのソロとか、ホワイトクリスマスとか、
そしてまたまた、あの有名なワムの曲のジャズアレンジ。
おしゃれーーーー!

客席も終始アットホームで、
会社の宴会なのかな? っていうグループがほんとにいて、
出演者と客席が混然一体となった感じは心地いい。
なにかの手違いで時間があいてしまったとき、
ピアノのれーみちゃんが持ち歌「ビールが飲みたい」を歌いだして、
本当にビールが差し入れられたり。

オナンさんの慈愛と上品さも尊い。
下ネタでも何か品があるのよね。

次回もクリスマスライブあるといいな。

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