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はじめての一人ストリップ観劇 浅草ロック座 [ストリップ観劇]

浅草ロック座で、ミュージカル特集第二弾をやるという。
第一弾のとき、行ってみたいなと思っていたのと、
真白希実さんが出るということで(だったら絶対損はしない)、
一人で行ってみました。

浅草六区にあるからロック座。
ストリップ専門館としては最古。
最古にして、最大大手。

群舞もあって、普通のショーみたいに見れる、と聞いていたので、
一人でも大丈夫かな…、と。


さてさて、入り口は普通の商業施設っぽいところにあるので、入りやすい。
ロビーも、ちょっと古めだけど普通の劇場ぽい。
中はけっこう広くて…

本舞台が遠い~。
そして本舞台から長い長い花道が中央に。
これはストリップ劇場だからこその構造ですよね。
丸い盆がかなり手前にあります。
なんとこの盆の上に(というか盆が)、回りながら、本舞台と手前とを行き来するんです。

お客さんはけっこうたくさん入ってて、女性もちらほら。
女性トイレには感想ノートもありました。一人でも全然大丈夫でした。

そして、普通なら最初一人で着衣で踊るところが、群舞!
なんとまあ、ほかの踊り子さんが手伝ってるんですよ。
それ、大変くない?
踊り子さん以外の、群舞専門の人もいるようです(見習いなのかな?)。
(そのかわり、写真撮影タイムは無し)

しかし、この群舞、群舞としてはいまいちでした。
もともとソロで踊ることに特化してる人たちだから、
ビシバシそろえるって感じじゃないんですよね。

でも、あの踊り子さんがいつもと全然違うタイプの踊りをしてる、とか、
男役してる、とか、○○ちゃんと××ちゃんが組んでる、とか、
楽しみ方はいろいろありそう。

振付や演出はほかの劇場と違って、専任の人がいるようです。

このとき印象的だったのは…
ゆきなさん。ファニーフェイスがかわいい。意外に踊り上手い。
小宮山せりなさんは輪っかのアクロバットを広い空間でできて楽しそう。
ベテランの矢沢よう子さん。細くて背が高くて、でもにじみ出るようなセクシーさ。
なんと宝塚で有名なあの曲で、夫婦愛の曲でストリップてのがちょっと意外。
真白希実さんは、キレキレのかっこいい、1920年代を舞台にしたあの曲!
今でも目に焼き付いてます。 

そして、惹きつけられたのが、桜庭うれあさん。
とにかく、うっとり顔が素晴らしい!
「あ、宝塚の娘役のうっとり顔だ」と思いました。
踊りも上手くて、脱ぐときに衣装が体に落ちるその形も、
すべて計算されているのか、(多分)どこから見ても美しい…!
ほら、ダンス上手い人って、動画撮ったら、どこで一時停止しても綺麗じゃないですか。
ああいう感じなのです。
しかも和服で、ミュージカルの曲で踊るという不思議なことになってるんだけど、
様になってる。。。
この人をまた観たい! と強く思いました。

あと、デビュー間もない方がいて、
決めポーズで失敗しそうになって、一瞬「あちゃっ」みたいな顔をしちゃったんですが、
そういうときにも、お客さんが拍手していたのが印象的でした。
温かく見守る、育てる、ってやつですね?
宝塚の場合、それこそ最初は群舞だから、
ストリップはいきなりソロって、ハードル高いと思う。

あと、これはきわめて個人的な感想なのですが、
胸の小さい人ばかりだった。
もう少しいろいろバリエーション揃えられないんか。
…自分が胸があるほうだから、感情移入するには小さい人ばかりだとちょっと…
ってなんだろう、この変な感想……。




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2020年夏のサヴァビアンショー、コッペリアサーカスさん [キャバレーつながり]

2020年の春、コロナでいろんなイベントが潰れましたが、
サヴァビアンも予定していた公演がなくなり、
再開したのは6月だったそうです。

で、私は7月下旬と8月下旬の公演に行きました。
銀座TACTというライブハウス? での開催です。

普通ライブハウスっていうと、長方形の一番奥がステージだと思うんですが、
ここは、奥のかどっちょを三角形に区切った部分がステージで、
角にロゴ、上から電飾が扇の上下逆にみたいについてて、
なんかレビューっぽいんです。ぴったり~。

浅草公会堂よりもずっと近いし、
再開できてうれしいという勢いが満ち満ちているので、
ますます熱にあてられてきました。

このときもゆずなさんとジャスミンさんが出演してて、
ゆずジャス好きとしては超楽しかったです。
ゆずジャス…。
おさあさみたいな? せなぞらみたいな?(宝塚用語です、念のため…)

あと、7月はマジックの人が途中で登場してました。
夜の世界では、マジックが普通なんでしょうか?
L&S TOKYOもショーとマジック、とHPにあります。

8月の公演でインパクトあったのは、
コッペリアサーカスさん。
変わったお名前ですが、バーレスクなどを踊っている方で、
なんというか、、、いい意味で、
異形。

一つ一つの動きや目線に魔力がー。磁力がー。
着飾ったお姿に、森の中とかで出会いそう。
(あ、それって、「ドラアグクイーンがやってくる」っていう
ドキュメンタリーのオープニングみたい。)
そして、人間はひれ伏す…。

検索すると、戸川純みたいな映像が見つかります。
(語彙少なくてすんません、ほんと)
ブログはこちら
乳がんサバイバーでおられるのですね。
衣装制作もされているとのこと。今その写真集撮影中だそうです!

また観たい人が増えちゃったよ!


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2度目のストリップ リボンさんとの遭遇 [ストリップ観劇]

2018年の夏から、ベリーダンスを習い始めました。
その先生に、ストリップを見たことがあると言ったら、
興味津々! 是非見てみたいとのこと。
そりゃそうだ、ストリップとベリーダンスは深い関係がある(と荒俣宏の本に書いてあった)。

いつか一緒に行きましょうね~
と言ってだいぶ経ってたのですが、

ある日、ふと横浜ロック座の出演予定を見てみたら、
すごく上手いと評判の真白希実さんが、次の週に出るではないですか!

急遽、先生と一緒に行きました。
2020年8月中旬、2度目のストリップです。


お盆のせいか、すごく混んでいて、
あと、4番目の小宮山せりなさんの周年週(と言うらしい)、
すなわちアニバーサリーイベントで、そろいの服を着た人がたくさんいました。
…ますます宝塚っぽい!
(いや、ファンとはどのジャンルでもそうだと思うのですが、つい)

混んでいておろおろしていたら、
女性優先席に座っていた母娘が、ありがたくも席を譲ってくれました。
常連さんなのでしょうか、3年前は女性は自分たちだけだったけど、
気付けばほかにも女性がいました。
NHKのドキュメンタリー番組で女性のストリップファンが取り上げられていたし
確実に女性ファンが増えていることを実感。


2番目の有沢りささん、文字通りボンキュッボンでかっこいい!
エキゾチックな衣装で、ベリーダンスっぽい動きもあって、
そして目線の使い方が挑戦的で超かっこいい…

3番目の藤咲茉莉花さん、花魁の設定で、
張り見世の柵を使った踊りが新鮮。
ベテランさんなのだろうか、とても美人。

4番目の小宮山せりなさんは、わっかを天井からつるしたアクロバット!
エアリエルと言うそうです。
サーカスみたい、すげー。ストリップ、なんでもありなんだな。
しかも、素っ裸でわっかに乗るわけで、どこに体重かけるのか、かなりの筋力と鍛錬が必要そうです。
元気いっぱいに踊ってました。

お目当ての真白さんは、とにかく端正。
お顔もスタイルも踊りも、スキがない美しさ!
2回見たのですが、一つはジャンルダルクがモチーフで、
剣を使って凛々しくもあり、真っ白で清らかでもあり。
綺麗だなあ~。センスいいなあ~。
ロック座のエースというのがよくわかります。


さて、ベリーダンサーである先生の感想は、

「あんなに真剣に見てもらえるなんて、踊り子冥利に尽きる!」

「エスニック料理屋で踊ってると、
酔っ払いは全然ちゃんと見てない。
ストリップの客はすごい真剣、うらやましい」

ですよねー!

そこがすごいと思うの。
全員ががーーーっと集中してる、あの中にいるのは、
見る側でも幸せなことなのに、
見られる中心ならさぞ幸せであろうことよ。

「でも、丸出しにするのはちょっと抵抗ある…」
まあね。。。

あと、膝の使い方がうまい、とのこと。
ベッド(と言うらしい、中央で脱ぐ場面)での決めポーズ、
かなり特殊な姿勢ですよね。
自分でやろうとしても(したんかい)、柔軟性と筋力が必要で、とても無理。
コツは膝ですか~


そして、このとき心打たれたのは、
タンバさんとリボンさんです。
タモリ倶楽部で知ってはいたけど、
最初、後ろでタンバリンを叩き始めた人がいて、
おお、これが噂のタンバさんか、と感動。

その人が、薄い素材の大きな箱みたいなものを持っているので、
なんだろう、と思っていたら。

前の方に移動して、リボンを投げるではないですか!
しかも、左右に一人ずついて、
客席を向いて、舞台を全然見ていない!
なのに、左右で目と目を見合わせて、
いまだ! はい! と目で会話、そして、ぴゅーーーーーっ
なんだこのすごいタイミング。

踊り子さんの決めポーズの背後にふわーっとリボンが広がり、
ささーっとひいて、美しい~~!!
この世にこんな美しいものがあろうか!
しかも踊り子さんには全く当たらない!
…踊りもなんだけど、とにかくリボンさんの素晴らしさに感動の嵐!

先生と、自分の彼氏や夫がリボンさんやってても、
やきもちなんか焼かない、尊敬しかない、と語り合いました。
(いや、でも家より劇場にいるほうが長かったらさすがに困るか 笑)

(ちなみに、今思うと、かなり上手い方たちだったようです)
(薄い箱は投げ終わったリボンをすぐにしまうためのものでした)

タンバさんもリボンさんも、無給で、
むしろ入場料払ってやっていると知って、ますます驚き、
宝塚っぽいな、と思ってしまうのでした。
宝塚でリボンは投げないけど、ファンクラブが拍手切るとか、
ちょっと似てるよな、と。

こういうアットホームなファン活動、ぐっと来ちゃう。
予習に読んだ菜央こりんさんの「女の子のためのストリップ劇場入門」「私たちのアツいストリップ活動」にリボンさんの詳細があり、実物を見たあと読むとまた感動。
諸刃ですけどねえ。


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ゆずなさん23周年公演 [キャバレーつながり]

と思ってたらコロナですよ。
次々舞台が見られなくなってブーブー言っていた2020年3月。

5月にゆずなさんの芸歴23周年記念公演があると知り、
なんと! SNSでチケットをお願いしたのです!

見ず知らずの人間がチケットを頼んでいいという不思議なSNS時代。

舞台、5月頃にはやれるかな? っていう時期でした。

でもそのあと緊急事態宣言になっちゃって。
今思うと、あれ、なんだったんですかね?
あれが正しかったら、今もっと緊急だよね? 
検証もしないで、緊急事態宣言出すつもりないとか、なんで判断できるの?
…あ、また怒ってしまった。

まあとにかく、結局一度中止になったのです。

で、緊急事態宣言が終わって、
それからお稽古して、ということで、7月に開催が決定!

会場は、六本木のL&S TOKYOというお店です。
そう、お店。お店でショーを見るんですよー。
ていうか、ショーを見ながら飲食するお店なんですよ。
マジックもあるらしい。

ゆずなさんはそこでバーレスクを踊っていたらしい。

繁華街のビルの上のほう。
すごく小さなお店で、小さな小さなステージがある。
えー、ここで踊るんだ~。

こういうお店、もっと行ってみたいけど、
禁煙じゃないとこが多いから、気管支の弱い私には危険なんですよね。
このときは吸う人いなくて本当に良かった。

で、ゆずなさん以外の出演者は、白いばらのジャスミンさん!

白い衣装でジャスミンさん男役、ゆずなさん女役で登場。
なんか、バランスいい…
小鹿ちゃんのような華奢で上品なジャスミンさんと、
ダークなほほえみが似合う美女ゆずなさん、似合うー!!

ほかに、エリーちゃんというこれまた白いばらのダンサーだった、
小柄でキレキレのダンスを見せてくれるかわいこちゃん、
マリアルナさんというちょっとストリップを思わせるうっとりセクシー系の美女、
あともう一人かわいこちゃんがいました。

おひねり渡しタイムがあったのが、おおおって感じ。

トート閣下みたいなのもあれば、
ノリノリ80年代のナンバーもあるし、
選曲も振り付けも構成も、とにかく好み!
超センスいい!!

ほんの数回で終わってしまう公演、もったいないー
DVD売ってたら買って何度でも観たい!


あと、このときは、
舞台を数か月観ていない時期で(7月はじめに博品館で「BLUE RAIN」を観て、
舞台をまた観れたうれしさで泣いたぐらいの時期)、
間近で、美しい女性たちが、ものすごく美しい踊りを見せてくれた、
そのことで、大興奮。
全身の細胞がうれしさで沸き立つような喜びを感じました。

今、自分的に夜の観劇が多いのは、
コロナで人との接触が減った反動で、
より近くで、生命力みたいなものを観たい、のかなあ…?


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サヴァビアンショー初体験 [キャバレーつながり]

「サヴァビアン」という団体のショーに誘われました。

キャバレー白いばらで男役で踊っていたジャスミンさんが出演するとのこと。
(キャバレー白いばらのダンサーさんたち独自の公演もあるそうです)

サヴァビアンも、元はキャバレーのショーチームだったとのことです。
https://cavabienshow.wixsite.com/home
HPの過去チラシを見ると、2011年から、ショー公演を行っているようです。

時は2019年10月下旬、場所は浅草公会堂。


これがねー、
2000年代半ばに観た、宝塚、松竹、日劇のOBOG合同公演「レビュー狂時代」みたいな、
昔ながらのレビューの香り、満載なんですよ!
宝塚で見慣れた、でももっと懐かしいテイスト。
タイムカプセルを開けた、みたいな感じで超楽しい。
こんなところに昔のレビューが残ってたんか。

前半はお芝居仕立て(でも基本踊り)、後半は完全なレビュー。
歌だけの人、踊りだけの人もいて、
次々登場して、次々すごい芸を披露していきます。

すごいのが主宰の田中涼子さん。
エネルギッシュで年齢不詳。
この方が主役で、トップコンビとなる相手役の男役さんがむしろ寄り添い系。

田中さん、一人でダルマ(手足出してる衣装ね)に大きな羽根しょって、
音楽に合わせて舞台上を行ったり来たりするだけで、
一場面が持ってしまう!
なんという主役オーラ。

どちらかというと色気よりも熱量。
ご挨拶なんかも超テンション高くて圧倒されます。


そして私が気になったのが、
この人絶対に元ジェンヌだよね…という等身バランス、男役芸の、
ゆずなさん。

ごっつう美人で、超絶手足長くて、踊りめちゃ上手くて、
男役も女役もできて、クールで、セクシーで、ちょっとダーク。

パンフ見たら宝塚歌劇団出身て書いてある! でも旧芸名は無い、
あなたは誰? 一体、誰なの!?

帰ってから家にある「宝塚おとめ」(年刊の写真付き団員一覧)を
かたっぱしから見ましたが、お顔でそれとわかる人はいない。
むー。

ヅカファン歴長い友人に聞いてもわからない。
検索に検索しまくって、やっとわかりました。
数年で辞めた方で、うちにある「宝塚おとめ」には載ってませんでした。

全体像はわからないのですが、
退団後、バーレスクで踊ったりしておられた模様。
花蓮というお名前でも多彩に活動しておられる模様。
あさこ(瀬奈じゅん)ファンだともSNSで書いておられました。

これはものすごーく僭越な見方ですが、
宝塚は好きだけど、もうちょっとダークなほうに行きたい、と思われたのだろうか。
(月船さららんがアングラ演劇に行ったみたいに??)(私も宝塚好きだけど離れたからなあ…←何様)

SNSを見つけてフォローして、活動をウォッチし始めました。
https://www.instagram.com/rika_hualian/
早くまたあのクールビューティーが見たい~~


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理想のホストクラブとは [キャバレーつながり]

女性が男性を接待する店に嫌悪を募らせた私ですが、
では、その逆はどうなのか、と当然考えました。

男性が女性を接待する店…
ホストクラブですね?


行ったことはないのですが、経験者に聞くと、

1 いわゆるパーティーピーポー?(予測変換で出てきたよ、この言葉)
みんなでワイワイ騒ぐホストクラブ

2 お客がホストをちやほやするホストクラブ

の2パターンがあるようです。

…えっ、客なのに? 
ちやほやしてもらうんじゃなくて、するほうなの?
…らしいですよ。
(詳しい方、教えてください)

いずれにしても、行きたいとは思わない。


じゃあ、どういう店なら行きたいかなあ。

素敵で穏やかな男性に、話をきいてほしいかなあ、やっぱり。

あっ、それはホステスさんに話を聞いてもらうおじさんと一緒だ。
つまり、男女を問わず、「話を聞いてもらいたい」は普遍的な願望?

でも女性用が無いのはなぜ?

男性が話を聞くことができていないからでは?

ジャーナリストの山路徹さん。
麻木久仁子と大桃美代子とどっちが妻でどっちが不倫相手だったか、
とにかくモテるらしいこの方が、TV番組で、
「とにかく女性の話を聞くこと、それだけでいい、男性は話を聞くことが下手すぎ」
と話していて、そうだよなああああ、と。

だから、男性が話を聞いてくれるホストクラブがあったら、いいんじゃない?


と、友達に話すと、みんなすごく乗ってくる。
ニーズはある!!

ホストはどんな服装がいいかなあ?
黒スーツじゃないよね、やっぱ。
私はチノパンがいいなあ。

どんなシステムにする?
やっぱ夜だけやってるのかな?

内装は?
ゴージャスでなくてもいいよね。
ブックカフェみたいなのがいいなあ。
話すことなくても本の話すればいいし。

おさわりは無しだよね。
手握るぐらいはOK?

話を聞ける男子を育てる、っていう意味もあるんじゃない?

主に大学生のアルバイトでやってもらって、
競争とか一切無しにしたいよね。

あたしら運営側は、全員黒ワンピで白髪ひっつめてるのはどう?

などなどなど、
広がる、夢のホストクラブ~。


お金と時間が有り余ってたらやりたいです。(いつだよ)


と思ってたら、ちょっと似たものとして
ホストが店員の本屋ってありました。
https://www.huffingtonpost.jp/2017/10/02/kabukicho-book-center_a_23229912/
行ってみる…??


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はじめてのストリップ観劇(横浜ロック座) [ストリップ観劇]

そこにストリップ小屋があることは認識していました。

日ノ出町というのは、横浜市民にとっては馴染みの深い場所です。
小学校では野毛山動物園に遠足に来るし、
横浜市立中央図書館もあるし、
塾やら病院やらで子どもの頃からよく来ていた場所です。

でももちろん、自分の入る場所だとは思っていませんでした。
それが、あるとき歩いていて、ふと目に入ったんです。
「女性割引」の文字が。

え、ええええ!???

二度見しちゃいました。
女性も入っていいの??

よくよく見ると「カップル割引」の文字も。

どうやら、広く門戸を開いているらしい。
こんな社会科見学、めったに行けるもんじゃないぞ、行かねば!

早速、夫に同行を依頼しましたが、
本物の女子以上にオトメで潔癖なので、
「僕はそういうのは行きません!」とかたくなに拒絶。

だとしたら、一緒に行ってくれるのはあの人しかいない、と、
フェミ話をよくする友人を誘いました。
小さいお子さんがいるのに、貴重な休日につきあってくれました。感謝。

ときは2017年の7月下旬。

その時すでにストリップが女性ファンを獲得していたことを、
私は全く知らず、本当に社会科見学のつもりで扉をあけました。

事前の予習に読んだ本はあとで紹介しますが、
ある程度知識がないとわからないもので、役に立たず。

あと、横浜ロック座で検索したら、
むちゃくちゃ清楚できれいなお姉さんがインタビューされてて、
こ、こんな人が脱ぐのか…とちょっと驚きました。
今思えばそれは真白希実さんでした。

さて、ほぼ「素」の状態で入ったその場所は…



狭くて暗くて古い、想像通りのストリップ小屋。

30席ぐらいで、本舞台から短い花道、真ん中に盆(回る。セリ機構はなし)。
それを取り囲むように簡易な客席。

女性専用席というのが隅っこにあって、そこに座ります。
痴漢防止のためなのかな?
女性用トイレもありました。

お客さんは、我々以外はみんな男性。
30代が数人、あとは…、まあ、ちょっとくたびれたおじさんばかりです。
でも、友人によると、AKBのファンに比べたらずっと紳士的だそう。



最初に登場したのは、とてもわたし好みの顔の、かわいい女性。
ポップな音楽と衣装で踊り始めます。

あれ? 最初はただ踊るだけなんだ…?

衣装を変えたりしながら、何曲か踊り、
だんだんと、脱ぎ始めます。
私の初ストリップを飾ってくれたのは、夏木りりかさん。
(もう引退されたそうです > <)

そして、局部を見せる!
うわーうわー、そんなに見せなくてもいいのにー。



でも、総じて、想像していたのと違いました。

想像⇒薄暗い中にピンクのスポットライトで、
すぐに脱げそうな服を着た、けだるくて豊満なお姉さんが、
ちょっとだけよ~~という感じですぐに脱ぎだす、
お客さんは身を乗り出す。

実際⇒明るくにぎやかで、ダンスをしっかり見せる感じ。
踊り子さんはとても美人でスタイルがいい。
一人の出番が長くて、最初からいきなり脱ぐわけではない。
脱ぎも、セクシーさを強調するわけではなく、ダンスの一環。
そして、お客さんはみじろぎもしない。集中!

ピンクのライトに照らされる神々しい踊り子さん。
それを、ぽかーんと崇めているおじさんたち。

なんなんだこれ。
こんなんはじめて見た。

上手な踊りと、踊り子さんの美しさと、
脱ぐということへの集中(踊り子さんも、客席も)で、
最初の「狭い暗い古い」は全然気にならなくなってきて、
予想外の世界に没入していました



踊ったあと、ポラロイド撮影会がありました。
500円か1000円をその場で払って、
好きなポーズで写真を撮らせてもらうのです。
昔はヌード写真が貴重だったということなんですかね。
楽屋着みたいな半裸で、踊り子さんが舞台上に座って、
なんだか不思議な感じ。

このとき、ちょっとお話したりして、すごく楽しそう!
「久しぶりー」「髪切った~?」なんて話しかけて、
踊り子さんとファンとのふれあいタイム。
こ、このノリは…完全に宝塚の出待ちじゃないですか…



結論を言っちゃうと、
キャバレーで感じたようなおじさんへの嫌悪を、感じなかったのです。
まっったく、感じなかったのです。

お客さんは私たち以外は全員男性でしたが、
みなさんお行儀よく、ひたすら舞台をじっと見ている。
(女性専用席から見やすいように、ちょっとずれたりしてもくれた!)
そこには、敬意が感じられたのです。

もちろん、内心はどう思ってるかわからないです。
でも、仕組みとして、見ることしかできないようになっているので、
(触っちゃダメとか、いっぱい注意書きが貼ってある)
(昔はもっと風俗だったけど、今は違うらしい)
敬意を持って見上げるしかない形になっている。
これは大きいです。


そしてなんといっても、踊りが良い!!
足の先まで神経が行き届いている。
素晴らしいショーでした。

二人目の方は、和傘と赤い布を使って、民謡?を現代風にカバーした曲で踊ってました。
すっっごくうまかった。
空まことさん。

四人目の方は、白い襦袢であの有名な歌い上げ系の曲、
切々とした踊りで、涙が出そうになりました。
木村彩さん。今休業中らしい、また観たい!

特に私は歌い上げ系が好きなのかもしれません。

踊り子さん5人がそれぞれ25分ぐらいの持ち時間で踊ります。
振付は踊り子さんが考えるんでしょうか、
それぞれ個性にあわせて工夫されています。

とにかく、みんなめっちゃレベル高い!!!

正味2時間半ぐらいで、公演1回分。
これを一日4回やるそうです。大変だあ。
正午から深夜まで、生の体をさらして芸を追究している踊り子さんと、
それをひそやかにあがめているおじさんたち。



キャバレーには二度と行きたくないが、
ストリップはまた行きたい。

なんだろう、これは。
なぜ私はストリップにすごく惹かれるんだろうか。
女性が裸になって、男性がそれを見て消費しているのに、
全然嫌じゃない。
バリバリのフェミで、何かにつけ「女性差別だわ」とカチンとくる私が、
全然そう思わないって、どういうこと??


観終わったあと1週間ぐらいはストリップのことで頭がいっぱいで、
次から次へと検索しました。

そして、いつかまた行こうと思ったまま、3年が経ちました。


ちなみに、観劇後のミーティングでは、
局部を見せる必要性を自分たちは感じない、
なぜなら自分たちも持ってるから、という話が印象的でした。
ポラロイド撮影タイムのあとに、足をパカパカして局部を見せる、
ちょっとした踊りのようなおまけコーナー(オープンショーと言うそうです)があって、
そこまでして見たいのかなあ、と。
(それはそれで高度な客席釣りのショーなのですが)
逆に、男性の局部をそんなに見たいか? いや、別に見たくないよねえ、
この違いはなんだろう、という話をしました。
なんででしょうね? いまだにわかりません。


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グランドキャバレー白いばら [キャバレーつながり]

銀座にあったグランドキャバレー「白いばら」。

2018年1月に閉店しましたが、
一度その前を通ったら忘れない外観で、
入ったことはなくても、ご存知の方は多いと思います。

レトロな風合いの日本地図が壁一面にあって、
「あなたの郷里の娘を呼んで(指名して)ください」って書いてあるんです。
地方から東京に出てきた人が、懐かしい話をする場所、っていう設定なんですね。
創業は昭和6(1931)年、このお店ができたのは昭和26(1951)年!


ある日、私に宝塚を教えてくれた友人が、
「友達がここでアルバイトしてるから行ってみよう」と言うのです。

なんと、女子会コースがあるとのこと。

2014年10月下旬のことです。

ドキドキしながら入ってみると、おおおお、映画の世界!
石原裕次郎が「嵐を呼ぶ男」でドラム叩いてたキャバレーみたい!
な、なんと、まさにそのロケで使ったのがここなのだそうです!

天井が低いのが印象的でした。昔の日本人仕様なんだな。
暗いけど、キラキラしてて、かなり広くて、
レトロなふかっとした椅子に、ドレスアップしたホステスさんと、男の人が座ってて、
食べたり飲んだりするものはバカ高くて(女子会コースだからこみこみで安かったけど)、
苦手な煙草はそれほどけむくなく、
かなり居心地いい感じです。

友人の友人たちもドレスアップして綺麗綺麗。
ほかにも、おっとりしたお姉さんがついてくれ、ベテランのお姉さんも折々声をかけてくれました。
こんな人たちに囲まれておしゃべりできるなんて、夢のようです。

ドラマや漫画で想像していたような、ドロドロした雰囲気は全然ありません。
ホステスさんはほとんどみんな副業で、競争は全くないとのこと。
髪が長くて胸が大きければ誰でも採用されますよ、とのこと。私、勤めちゃう??
ベテランの方は50代かな? いい職場じゃん~

そして、ショータイムがある!
裕次郎がドラム叩いてた場面、2階建てになってたと思うんですが、
あの2階建てのショースペースが現役だったんですよ。

1階の天井は低いし、ソファがいっぱいなので、
踊る面積は狭くて、かぶりつきで見たらすごく近くで見れます。
きれいですらっとしたダンサーさんたちが、
宝塚で見慣れたレビューの衣装や化粧で、間近で踊ってくれます。
しかも、男役さんもいる! 

たのすぃい~~~!!

昔の映画だと、歌や踊りを見ながら、飲食してますよね。
しかも女性も普通に入ってる。
あれ、どういうジャンルなんだろう。
今は男性を接待してあげる場になっちゃってるけど。
いやー、昔の名残が今も生きてるってすごい!


と夢の世界を楽しんでいたいのですが、が、しかし。


二度と行きたくないと思いました。

なぜなら、客のおじさんたちに耐えられない。
まず、おしゃれしてきてない。
えー、ホステスさんがこんなにおしゃれしてるんだよ、
素敵な人に会うなら、おしゃれしてこようよ。なんで短パンサンダルなの??
なんでそんな汚いスウェットみたいな服なの?

そして、たいていのおじさんは横柄なのです。
文字通り、ふんぞり返っている。

あのおじさんたちを目に入れたくない!!!!
心底そう思いました。

キャバレーってそういう場所なの?
アットホームなノリが売りなのはわかるけど、
だからって横柄=アットホームじゃないよ?
失礼じゃない??
敬意がないのに、ずっとしゃべってる、それって搾取じゃん。

もちろん、そうでないお客さんも少数ですがいるようです。
友人の友人がのちに刊行したZINE『キャバレー百物語』には、
横柄かつキモいエピソードに交じって、
いくつかの素敵なお客さん、素敵な体験談が載っています。

でも、大半は、素敵じゃないの…。

よく映画とか小説とかで、ホステスさんが主人公のってあるじゃないですか、
かっこいいフィルムノワール的なね。
そういうのを読んで憧れる面もあったけど、
自分にはとても無理。
いや、そもそも美ぼうも若さもないけど、それ以前に無理。

横柄なおじさんが無理。
100%無理。


この体験は一生忘れないでしょう。


帰りは、銀座名物なのかな? それとも白いばら名物?
ホステスさんやダンサーさんが、外までお見送りに出てくれました。
そのときの写真を見ると、美しいなあ、って思うんですけどねえ。
まあ、写ってるの女子ばっかりだしね。


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はじめに [はじめに]

最近、「夜」の世界につながる舞台(?)を観ることが多くなってきたので、
少し前に遡って、その話や感想をここに書いていこうと思います。

その世界には全く馴染みがなく、もし観客でなく(裏方とかで)その世界に入ったとしたら、完全に浮いてしまうでしょう。それほど、私とは遠い世界です。

だからこそ惹かれるし、だからこそ書かずにはいられない。でも、書く言葉を持っていなさそう。

(思えば宝塚も、自分には馴染みがなく、その違和感を解明したかった。←「後天的ヅカファン」でホームページやブログ書いてました)

完全にド素人なので、やばいこと書いていたら教えてください。

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