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COSTUMES by COPPELIA CIRCUS [そのほか]

ちょびっとだけクラウドファンディングに参加した、
コッペリアサーカスさんの衣装写真集!

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すばらし~~
毎晩寝る前に眺めています。

そもそも踊りもすごいのに、こんな衣装を作れるなんて。
天は二物を与えるんですねえ。

ダンサーの方たちが、実際に衣装を着てポーズを撮っています。
観たことあるのは、もちろんゆずなさん! 
そして紫ベビードールのみなさん。Maria Lunaさん。

ストリップだと黒井ひとみさん。
インタビューのときの淡いミントグリーンの服は
コッペリアさんの作品だったんですね!

そして浅葱アゲハさん、MIKAさんも。

ほかの方たちもみんな(衣装はもちろん、着ている方も)
素敵なので、どのお写真がどなたなのか、知りたいなあ~。
そして見に行きたいなあ~。

細部のアップや作り方のコツが書いてあるのも、
(自分は作れないけど)へえーって思って楽しいです。

写真も動きがあってかっこいいし、目の保養とはこのこと。

 ⇒普通に買えるようです。楽天ブックス

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映画「彼女は夢で踊る」 [そのほか]

(ネタバレします)

今の時代のストリップの良いところを余すところなく描いていて、
しかもすごくロマンチックな映画なので、
役者さん目当てとか、単に恋愛映画を見に来たという人は、
絶対、ストリップを見に行きたくなるはず。
というか、ストリップの宣伝にちょうどいいのでは。

好きで好きでたまらない踊り子さん、
いつか帰ってきてくれるんじゃないかとずっと待ってた、
劇場主=社長にまでなって。
閉館公演に出演するためにあらわれたそっくりさんは、その娘?

…ではなくて、幻だったんだけど、
むしろ、自分のストリップへの愛、劇場への愛の権化だった、というオチ、
すごく良い。わかる。

出だしのほうで、閉館についての取材で、
ストリップへの思いを聞かれても、ちゃんと答えない社長。
(現場の人はそういう人が多いのかもしれない)
でもそれに対する答えが、映画全体で描かれているという構成なわけだ。

ヒロイン役の人はストリップの人じゃないのにけっこううまかった。
矢沢よう子さん、お芝居もうまいのねー。
演技のほうでもやっていきたいらしい。可能だ。
でもやっぱり踊りが素晴らしいのよ。

終わっていく文化、というテーマがすごく全面に押し出されていて、
それはちょっと悲しかった。
(途中までは、ストリップというよりは、職場の労働組合と重ねて見ていた。
1970年代はほぼ全員入ってたのに、今は入る人が少なくて財政難。。。)
もちろんつぶれる劇場が多くて斜陽産業なのは確かだけど、私はまだまだ観たいよ。

でも、最後の最後で覆って、まだまだ終わらせないぞ! になって良かったー。

「泣きながら観てる人っているじゃない?」
って話。本当にわかる。

それで気付いたんだけど、「肯定」なんだろうな、ストリップの魅力は。
自分の性欲の肯定、自分の肉体の肯定。


ちょっと気になるのは、社長とよう子さんがやっちゃうとこだ。
えー、踊り子さんに手つけないって言ってたじゃん。
…ひょっとしてこれからおつきあいするのかな?
といぶかしがってたら、
よう子さんが登場したら幻が登場しなくなっている、という指摘を発見。
そうか、そういうことなのか。


以下完全に余談。

もっと気になるのは、時代設定が変なんじゃないかということだ。
社長の年齢はどう考えても60歳代前半。
しかし、社長の若い頃の髪型は、どう見ても今風で、
強いて言えば1960年代後半、ビートルズのマッシュルームカット。
そこに登場する踊り子サラはヒッピースタイルで、1970年代ファッション。
(不思議ちゃんは1970年代はヒッピーで今はゴスロリなのが面白い。)

まあ、広島は田舎で、流行が遅かったということにして、
若いときの時代設定は1970年としよう。
とすると、1970年の社長は10歳代前半だよ?? おかしい。
そのときの上司である前の支配人は、当時、どう見ても50歳代以上。
なのに現在、白髪で登場する。杖はついているものの、今生きてたら100歳だよ!

若いときの社長のスーツとかも完全に今風で、
ここは当時のスーツとか古着屋で買ってこようよ、と。
『この世界の片隅に』ほどの時代考証はもちろん求めないけども、
古着好きとしては気になる。

まあ、この映画における「現在」が2000年であれば、辻褄は合うんだけども。
そうすると、実際の広島第一劇場の時系列とは合わなくなるんだよね。

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「夜」禁止令 [そのほか]

緊急事態宣言という名のもとに、
夜20時以降はお店を閉めるように、というお触れが出た。

飲食店は軒並み閉めている。
閉めれば協力金がわずかばかりもらえるのだそうだ。

でも本当は、時間は関係ない。

唾液とかにウイルスが含まれているんだから、
昼飲みで混んでる店は、かえって危険だし、
夜でも、一人で静かな店で食べるのは、危険度は低い。

しかも、統計によると、
飲食店よりも病院などの施設のほうが感染者が多く発生しているとか?

雑だよー、雑すぎるよー。

人の命や生活がかかってるのに、適当すぎる。
怒りしか感じない。



ただ、ここで興味深いのは、「夜」という言葉の使われ方です。

このブログを「夜の」とつけたのは、
たとえば海外旅行のガイドブックなんかで、「ナイトライフ」って項目があって、
パリだったらムーランルージュとかが載ってる、
そういう「夜」の使い方のイメージなんです。
(今のガイドブックはそんな項目ないのかなあ?)
(大昔、赤線のある時代の日本だと、遊郭案内は必ず載ってるけど)
(そのへんの変遷、調査すると楽しそう)

ほかにも、うなぎパイのキャッチコピー「夜のお菓子」とか、
「夜の営み」という表現もありますね。

「夜」=性的な何か。性的な含みをもたせた特別な接待。
レビューは裸に近いから「夜」なのかしら?

今回のお触れの「夜」も、それと同じニュアンスなんだろうなあ。

つまり、アンダーグラウンドなものに対する迫害。
でしょ。


いろんな業種があって、
それぞれちょっとずつ事情は違う。感染しやすさも違う。
その誰もが不幸にならないように、丁寧に考えなくちゃ。

昨年春の緊急事態宣言では、
飲食店はそれなりにやっていた(まだ感染についてよくわかっていなかったこともある?)。
一方、舞台、映画館、展覧会、などが中止になった。

今回、舞台、映画館、展覧会などは、
観客はほとんど危険にさらされないとわかったから、やっている。
(とはいえ、今回も、夜にやらないよう、みずから時間をずらしたりしている…)
(そして補償がない!!)

ライブハウスはどうなのかなあ。

ストリップは完全フル営業しているようだ。
感染する可能性はほとんどないし、
(とはいえ、ポラロイド撮影で踊り子さん、マスクしてもいいのでは)
なんといっても、前回、性風俗ということで差別されて、
お金がまったくもらえなかったもんね。
本当にひどい話だ。


一部の業種をイメージだけで不利にさせて、
なんとなく恐怖や憂鬱をみんなに広めて、
それが疫病対策だと思ってる、

お前らは江戸時代に生きてるのか!

…また怒ってしまったが、そうなんだろうな。
日本にはまだ近代が来ていないとしか思えない。


やるなら、できるだけ観る。
やらないなら、ほかの形で応援する。
そして、おかしなことにはちゃんと怒る。
観客にできることはそれだけだ。
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