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ポラロイド撮影の脱衣について [ストリップ観劇]

こないだ、あすかみみさんを観に行った新宿ニューアートもそうだったけど
(同じロック座系列だから当然か)、
川崎ロック座では、ポラロイド撮影のとき、
脱衣バージョンでも、下は脱がない、ということになってました。
(あ、あとツーショットが解禁になってました。でもやってる人はいなかった)

もともと(ロック座系列でなくても)、そういうスタンスの踊り子さんはいたよね。
上野の摘発の影響だろうか。
でも、上野の摘発はポラロイド撮影時ではなく、演目中だったはず。

演目の方針を変えることはしないけど、せめてポラロイド撮影時には、ってこと?

自分の感覚だと、今のスタンスはすごくしっくりくる。
演目中、別に凝視はしないけど、
最終的にそこまで脱がないとカタルシスが得られない。
見せる、ではなく、見える。
オープンショーではほとんど見ていない。
(踊り子さんも、女性には局部を見せずに、笑顔を見せてくれる人が多い)
オープンショーは、最初は無くていいと思ってたけど、
今は客席とのコミュニケーションの場として踊り子さんの表情を楽しく見ている。
真白希実さんみたいに、オープンショーの即興そのものが
すごいダンスになってる人もいるから、やっぱりオープンショーは演目の一部だな。

だからこそ、ポラで接写してる人には、違和感があった。
「不潔よ!」とかではなく(だったら行かない 笑)

リスペクトが無い、と思う。
失礼だ、と思う。

あれだけすごい踊りを見せられて、なんでそこに注目する? と。

でも、歴史的に、もともとそういう芸能だし、
自分は女性でもともと部外者だから、異議を申し立てる立場にはないな、と。
そこまでストリップが「踊り」に特化していいのか、という見方もあるだろうし。

徳永しおりさんがちょっと前に、
少し前、ポラロイド撮影で下は脱がないって宣言してました
(うう、今その記事?ツイート?が見つからない)。
それは、見に来てくれた女友達がぎょっとしてしまったから、と。
うん、わかる。見慣れない風景だもん。

その「ぎょっ」は、「不潔よ!」かもしれないけど、
私としては、「失礼だ!」かな。。

うーん、でも、ろくでなしこさんの作品とその裁判(への自分の感想)を鑑みると、
自分の局部を「わいせつだ」ってしょっぴかれるのはムカつく。
局部を接写させてくれって言われるのは「無し」。

ああ! 自分に決定権があるかどうかだ!
これが性の自己決定権ってやつだ!!

おお~、そうか、そういうことか…。
(ひとまずの結論)
(これからも考える)



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桜庭うれあさんの新作を観に行った [ストリップ観劇]

7月上旬の川崎ロック座。
「ぽんぽこ」って何だろう、と思いましたが、

最初は和服にたぬきのしっぽ。
おかっぱに、二つお団子を作ってて、たぬきの耳のようです。かーわいい。

(手に持つ扇の日の丸はちょっと気になるが…(国旗国歌に懐疑的なので)
いわゆる「まんが日本昔話」のようなものである、
ということを示しているんだろう。)

セーラー服から、狸ならではの、
ぱっという早変わりでかわいいミニスカートになったり。
つまり、人間社会で生きていく狸。
というわけであの映画がモチーフのようです。

切ない思いを抱えながらも、人間界で生きていく、
どこかに同胞がいるはず、一人じゃない。
暖かくなる演目でした。

そうそう、途中で手話の振りがあるんですよ。
皆さん一緒にやってくださいね、ということなんだけど、
(この手のやつはいつもそうなんだけど)
観るのに忙しくて、なかなか手が動かない。
しかも、すごく高度でスピーディな振付の中に手話があるから、
え、え、え、と見とれている間に終わってしまう(苦笑)

もう一つ、ORESAMAという演目も見ました。
ショータイム、だっけか? 前にクリスマスに横浜で観た演目と少し近くて、
いかにもショーという感じのおしゃれな演目。
盆で、曲にあわせて、ぴっと足を上げたりするのが、とてもかっこいい。

レビューでよく見る(でも宝塚では見ない)
羽根を束ねた長~いマフラーのようなもの、
両腕にかけてゆらゆらするやつ。
あれを模したオーガンジーのものを腕にかけておられるのだけれど、
羽根だったらもっとゴージャスかなあ。高価なのかなあ。
それともオーガンジーのほうが現代的で「ぴっ」に合うのかなあ。


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PAPARROTS-the beginning! (7/5 渋谷JZBrats) [キャバレーつながり]

バーレスクダンサーのコッペリアサーカスさんが、
シンガーの宮本すずよさんと組んで、コーラスグループ「パパロッツ」を結成。

へ~! すずよさんは、サヴァヴィアンに出てたこともあるそうで、
友達が褒めてたので、楽しみだなー。

と、軽い気持ちで観に行ったんですが、
場所は渋谷のJZbrats。

そう、ジャズなんですよー。

曲目が、私のすきなスタンダードジャズばっかり!!
でも現代風のアレンジで、洒脱!

それをお酒を飲みながら聴く。
うわーお。
子どもの頃から憧れていた、ジャズを聴く大人の場所が、ここにあったー!

コッペさんはなんと、フォーフレッシュメンが好きなんですって。
うわー、私も好きー! 
あったかくて、おしゃれで、ぼわーっとしてるやつ(何それ)。
1960年代のあの雰囲気が多重に響くの。
なんと、その中に、今、私、いるんじゃん!! 
なんという幸福…。

音楽を聴くお店って、昔は喫煙可のところばかりだったから避けてたけど、
こういうのなら、いくらでも行きたい。

衣装もコッペさん自作で超かわいい。

すずよさんは歌はもちろん素晴らしくて、こういう言い方はなんだが、日本人とは思えない。
そのうえMCも素敵で、ホスピタリティが満載。
歌うときの動きもかっこいい!

コッペさんのソロも素晴らしかったなあ。
体使ってる人は歌も上手いし、
歌上手い人は踊りも上手いんだよね。

ゲストのラッパーのRENさん、彼の第一声のすばらしさに、
客席の100人ぐらいが一斉に息を呑んだ音が聞こえた、あんなのはじめて。

彼とすずよさんがデュエットしてると、
エラ・フィッツジェラルドとサッチモですか? って感じで、
子どもの頃から憧れていた、ジャズを聴く大人の場所が、ここにあったー!
(何度でも繰り返す)

コッペさんのジョイフルのソロも素晴らしかった~。
高校のとき合唱部だったんですって。意外!
そういえば私も合唱部だった…(苦笑、下手でした)
コーラスの渦中にいて多重の肉声に包まれるのって、
すっごく気持ちいいことなんですよねー。

9月の再演も予約しました!

(会場で買ったすずよさんのCDを聴きながら)




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伝説の踊り子あすかみみさんを観たメモ [ストリップ観劇]

伝説の踊り子あすかみみさん。
イルミナ3号でも座談会が開催されていました。
なんと、3年ぶりに復帰されるとのこと。こりゃ見なくちゃ。

6月下旬、新宿ニューアートにその時間をねらってGO。

なんと、キョンシーの恰好です。
つまり、ゾンビがよみがえったということなんですね。

え、そんな動作なんでできるん? 
みたいな動きで身体能力の高さがまずうかがわれ…

額についたお札をぴっと剥がす。

盆での動きがすごいすごい。自由自在。
観客がどんどん煽られている。
いわゆる決めポーズでないところでも、
ちょっとした動きの途中でこっちを見て挑発してきたり。

なんですかこれは、サバトか何かですか、
悪魔憑きの女性をみんなで取り囲んで、
みんなでトランス状態になっている、、、

見終わってめちゃめちゃ汗かいてました。

ほかにはどんな演目があるんだろう、これからも絶対見たい。


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文芸キャバレーBittersEndClub [キャバレーつながり]

銀座にできた「文芸キャバレー ビターズエンドクラブ」。
https://bittersendclub.com/

1920年代をイメージしてるんですって。
コッペリアサーカスさんがショーをプロデュースするというので気になってたけど、
紳士限定だというのであきらめ。
昼は喫茶をやる、それは女性OKというので、そちらに行ってみたり。

そしたらなんと、喫茶は女性客が多く、夜も行きたいという声が多かったそうで、
紳士だけでなく淑女も入れることに!

コッペさんがショーに出演する6/9に行ってきましたーー。

ショーは夜の9時からと10時からの2回。
チャージは8800円(6月は女性は6600円でした)、ワンドリンク付き。
(ほかにドリンク一杯1800円ぐらい~)
お店は細長い作りで、ショーは一番奥の1メートル四方ぐらいのところで行われます。
その隣のカウンターやテーブルでかぶりつきで観る感じです。

間近で見るコッペさんのバーレスク。
くるくる変わる表情、
筋肉の動き、化粧、汗、衣装
近すぎて、覚えてられない…夢だったのかな…

カウンターやテーブルの間をぬって、チップを衣装にはさませるときの
みんなの一体感!
たのすぃ~~~

店内はグレーでシック。
お客さんは男性のほうが少し多いぐらいかな?でも女性も。
当初はドレスコードがあったぐらいなので、
昔私がグランドキャバレーで感じた不快感は一切無し!

ショーのない時間帯は、ギャルソンヌといって、
ホステスさん?(ダンサー兼務みたい)が
時々お話しに来てくれます。
衣装も全部1920年代風。(貸与だそうで)

飲み物もすごく美味しくて、アイスティーがオリジナルブレンドでいい香り。
オリジナルカクテルも凝ってる。
飲みながらおしゃべりしてたらあっという間に次のショータイム。

つまり、女性も楽しめるキャバレーがこの世にあったのだ~~!!!
歓喜!!!


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4中の道頓堀劇場にちょっとだけ行ったメモ [ストリップ観劇]

黒井ひとみさんが香山蘭さんから引き継いだ反戦歌を観に行ったつもりが、
香盤を間違えてた、っていうか、順番は公式には出てなかった…。
ついたときはポラタイムだった。

ある踊り子さんや演目を狙って平日夜に行くのは自分には無理だな、
休みの日にある程度じっくり時間を取らないと。
本来、そうやって場を楽しむものなんだろう。

で、結局観れたのはお二人。

悠木美雪さん、和央ようかに似てるね。
激しい系のダンスで上手い! 背も高いから迫力ある。
ポラロイド撮影時のツンデレぶりもなかなか素敵。

葵マコさん、アル中克服された方なんだね
昔っぽい、性行為を連想させる動きもありつつ、エアリアルもある。
すごく覚悟が決まっているような、虚空をのぞいてしまったような感じで、
ちょっと病みつきになりそう。


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浅草ロック座で上原亜衣を観た [ストリップ観劇]

5月の公演です。

元AV女優の上原亜衣さん。
2016年の引退時に浅草ロック座に出演したところ、
女性ファンが多数やってきて、それが女性ストリップファンの増加に貢献した。
と言われています。
(う、今そのネット記事が見つからん)

確かに、ブログ類を検索すると、上原さんに言及はしていないんだけど、
女性がストリップファンとしてネットで発信しているのが増えるのは、明らかに2016年。
影響はあったんだんろうなあ、と思っていたところ。

復帰?復活?するというので、観に行ってみました。

いやはや、すごい集客力。はじめての立ち見を体験。
一見さんも多数。
遠くから見ると全体がわかるし、会場の熱気が把握できる。
(でもBBAの足にはさすがにつらかった。宝塚の3時間よりはマシだが)

オープニングの羽根しょったレビューぽいの、大好き!
こういうのが気軽に見られるのはもはや、宝塚と浅草ロック座だけ、ですよね。。
(OSK、ザヴァビアンショーもあるか)
パリのレビューを宝塚が輸入して、でもそのときあえて輸入しなかったエロは、
浅草オペラで模倣され、(これ見てね)
戦後、宝塚にも関わった東宝の秦豊吉が日劇で形にし、
今は浅草ロック座に残っている。(で合ってるかな?)

ま、それはともかく。
橋下まこさんのかわいい笑顔にすらっとした背丈に、
ピンクの羽根扇! ゴオオオジャスウウ
橋下さんはいわゆるポラ館より浅草のほうが断然いい。
背丈が劇場に合っているのか、プロデューサーがいるほうがいいのか。

あと印象に残ったのは、
はじめて観た武藤つぐみさん。
環境音を集めに来たオタクっぽい女の子が、綺麗な虫さん(上原さん)と出会って、
自分も…で高度なエアリエル! 蛹が蝶になる比喩なのかな? というストーリー。
少年ぽい見た目で、もくもくと踊り、回る。
これはオタク女子の心をわしづかみにしますね。

永澤ゆきのさんはデビュー間もないらしいが、
バレエやっていたとのことで、全然上手い。
客席を盛り上げるのも上手。
色白でちょっとふっくらで、外国人ぽさもあって、
わりとイメージ通りの(誉めてる)楽しいストリップ。

赤西涼さんは九尾のキツネ。
男を食べちゃうのかな。
何度も言うけど、赤西さんは手塚治虫漫画の美女なのよ。
狐なんてまさにそう。

上原さんはすごい美人で、座ってるときの迫力がすごい。
動作はちょっと…かな。
でもこれだけ集客して、一見さんも多いみたいだから、
この貢献は本当にありがたいことだ。

全体的に思ったのが、
上半身をあっさり脱ぐ振り付けが多い気がする。
下もわりとあっさり。
え、もう脱いじゃったの? と思う場面ばかりだった。
ストリップはもはやダンスパフォーマンスであることは確かなんだけど、
脱ぐかな~、まだ脱がないかな~、というドキドキは残しておきたいのですが。
どうですか。


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ゆずなさん25周年記念 THE SHOW MUST GO ON!! vol.6(4/10 grande渋谷) [キャバレーつながり]

ゆずなさん(花蓮さん)の25周年記念公演は、
これまでと違って、出演人数も会場も規模が大きく、
そのかわり、たった1回だけ!

大人数公演をプロデュースするのはさぞ大変だろうと思っていたけど、
(実際、大変なんだと思うんだけど)
舞台上ではむしろ、かえってのびのびされていたようにも見えた。

もちろん、いつもの気迫は十分こちらに伝わります。

MCは、キャバレーQに出てたドラアグクイーンのオナンスペルマーメイドさん!
この方、お顔も端正だし、体も鍛えていて、
全体的に、すごく品がいいんだよね。
お話も、露悪的な部分があんまり無い。あっても品がいい。

最初はフォッシーの場面。
キャバレーキャッツのみなさんや、L&Sの美那子さん、Liseさんと一緒で、豪華!
(なんと、最近知ったけど、Liseさんは桜庭うれあさんの振り付けしてるんだって!)

意外だけど、コンテンポラリーの方もお二人出演。
鵜沢優子さん、黒田百合さん、有名らしい。
ゆずなさん、幅広いなあ。

男役さんもいて、3人のフォーメーションで、
羽山清美先生みたいな燕尾の場面があったんだよー。
は~、興奮。

やっぱり男役のゆずなさんは超かっこよい。
めっちゃさわやか素敵笑顔。
なのに、目が闇を見てるの。闇の帝王なの。
グレーのサテンのスーツに長い手足、すごくかわいい場面、
なのに虚無なの。

元宝塚ファン的にたまらない場面でありつつ、
宝塚ではありえないほど、ダークな世界なんですよーーー。

コッペリアサーカスとのデュエットダンスもあったんだよ。すごくない?
コッペさんも超かわいいんだけど、絶対に宝塚の娘役では、無いんだよねえ。

あ、あと、スペードの女王みたいな、白い大きなヘッドドレスにわっかのドレスの
白黒の場面も、かわいかったなあ。

コッペさんのソロ、オナンさんのソロも本っ当ーーに楽しかった。

映像でおさらいしたい…。


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川崎ロック座でみおり舞さん周年を観る [ストリップ観劇]

3月頭の話です…今更すみません…

桜庭うれあさんと、みおり舞さんの周年がお目当て。

桜庭さんは、昨年も観たブルームという春らしい演目。
遠くからと近くからと2回観たんだけど、
遠くからも本っ当に動きがきれいね。
盆で白い衣装をふわあっと広げると、花びらがふわあっと舞うように見えて、
黒くアングラな印象のストリップ劇場が一気に春になる!

みおり舞さんの周年は、毎回、ボレロと新作とをやるらしい。
ボレロはあのベジャールをモチーフにしていると思われる、シンプルなあれ。
薄い腰布を巻いただけで、徹底して踊り続ける。
観客も一緒になって観ることに没入する。
踊りの神に自分を捧げているとしか思えない。

新作はペトルーシュカ。(毎年、バレエリュス由来の演目なのかな?)
魔法使いの場面は星の飾りで、
ペトルーシュカの場面は器械体操の道具のようなセットで表現。
苦悩したペトルーシュカが壊れてしまう瞬間は、
上から木の破片が降ってくるの! びっくりしたーー
しかもそれが散らばった盆でさらに踊り続ける。
人形の魂だけがずっとそこで苦悩し続けているようで、
それを脱ぐという行為とセットで行っていることが象徴的。

どちらも、陳腐な言い方だけど、世間の人が思うストリップとは全然違う。
でも、ストリップだからこそできる表現とも言える。

あと印象に残ったのは、鈴香音色さんのスパニッシュな感じの演目。
挑戦的な目線がとても好み。

沙羅さんをはじめてみた。
ほっそりしてるんだけど、ものすごく慈愛に満ちた表情をする。
すごくありがたいものを観させてもらった。
ベテランのおねえさんの芸は本当にありがたい。

天瀬めるかさん、かわいい。つたなくも見えるけどけっこうリズム感がいい。
芸名は、真瀬はるかさんのファンだったりするんだろうか。
(っと、親類バレで引退されたという。なんと残念な。。。。)


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2月の浅草ロック座で「愛あればこそ」 [ストリップ観劇]

川上奈々美さんという方の引退興行だという。
タイトルからわかるように、あの名作へのオマージュ。
といっても、知らなくても全然OKな感じで、

1:少女時代のアントワネット。
2:アントワネットの豪華入浴につきあう侍女。
3:二人の女性のからみ。これが何の場面だかよくわからない。アントワネットとジャンヌ??
4:ゴージャスな宮廷の場面。
5:革命に参加する娼婦。
6:牢獄のアントワネット。
7:バスチーユの場面。

1の桜庭うれあさんがかわゆくてかわゆくて。
ブランコが宙を舞うのが、本当に重さをまったく感じない。
少女が性的なことを遊びで覚えていってしまうみたいな、
悪気なくやってしまう狂気じみたものも感じられた。

5のみおり舞さん、さすがローザンヌ出ただけのことはある高度な技術。
に裏打ちされた、決めポーズの美しさ。
ちょっと見ないオレンジとか緑とかの照明に照らされながら、
ちょっと見ない難しい決めポーズ、
その一瞬にも長い長い物語が語られる。

6の広瀬あいみさん。お顔も体も端正で、
ほぼ真っ暗な中で、地味な衣装で舞うのが、すごく抽象的で、
アントワネットの悲哀が昇華されていくようだった。

川上奈々美さんは明日海りおに似たしゅっとした美女なのだが、
ものすごーく危なっかしい感じ。
お歌も歌っていて、シャンソンなんだけど、
歌手ではないことを考えると、まあまあうまい。というか全力! って感じ。
一生懸命で危なっかしい、それが魅力なんだろう。
(でもオスカルって感じではないかな。)


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ローズプラス(ルーツ東京 1/18と3/15) [キャバレーつながり]

忙しくて全然書けていませんでしたが、
記録として残しておきたいので、思い出しながら。


今年初の夜の観劇は、ジャスミンさん主宰のローズ+。

なんと、コッペリアサーカスさんがゲスト出演。
コッペさんの本業バーレスクをはじめて観れた!

1回目はグレーのものすごいフレアな衣装でゴージャスに、

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2回目はアフロヘアに羽根しょってアフリカンに。

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会場の舞台スペースの後ろにあるちょっとした作り付けのソファを上手に使って
そこで脱いでいくのがまたたまらん。

衣装はもちろんだし、選曲もセンスいいし、
音楽と一体化して、どの関節がどう動いているんだかわからないような緻密な踊りに、
我々を惑わす表情、何もかもがこの世のものとは思えません。
どこか作り物っぽいんだけど、人形に神が宿るようなレベルで、しかも動いてる。

みんなで踊るときの白いレビュー衣装もかわいくて。
ジャスミンさんと並んでると、ウェディングケーキの上にいるお人形のよう。

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