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桜庭うれあさんの新作Barbie(2023.7.29 川崎ロック座) [ストリップ観劇]

ちょうど映画が公開されるタイミングだったので、
それを狙ったのかと思いきや、単なる偶然だとか。
持ってますねー。

お人形が意志を持って生き始めるのかな?
カクカクした動きから人間らしい動きに変わるのが面白いし、
自分で自分を着せ替えちゃうっていう設定が、
女の子が自分らしく生きようとする姿なのかな、
ちょっとじんわり来ます。

長ーい金髪のウィッグや、どピンクのお衣装、
デニムにビジューやレースをつけた上着、
どれもこれもカワイイ!

あすかみみさんは夏休みらしい演目で、
浮き輪とか持ってた気がします。
あのお人形のようなかわいらしさと、徹底した構成力で、
すごくかわいい演目だと、贅沢すぎて申し訳ない気になります(褒めている)。

真白希実さん、ポラ館で久々に拝見、
オープンショーが本当に神! 
キラキラが次々降ってくる、めくるめくオープンショー。ありがたやー

あと、若林美保さんをはじめて拝見。大ベテランですよね。
浴衣の演目でした。
うちわで仰いでまったり…で始まるんだけど、
劇場全体がむちゃくちゃ濃厚な何かに支配されて、
ねっとりした液体を存分に浴びた気分。
すげえええええ!




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L'ENFER GUINGUETTE(2023.7.27 シルクロードカフェ) [キャバレーつながり]

主宰の蜂鳥あみ太さんは、網タイツを履いてボブヘアで、シャンソンを歌う男性です。

…シャンソン、なのかな?(笑)
けっこう野太い系の声で、何か面白いような怖いような、
ずっと聞いてるとだんだんおかしくなってくるようなお歌。

シャンソニエ「青い部屋」で歌っていらしたとか。
「青い部屋」って紫ベビードールも出てたし、
いろんな方がここ出身ですよね。
検索したら、2010年頃から、あえてシャンソン以外の若い才能をたくさん集めていたとか。

ゆずなさんご出演ということで観に行きました。
青いお衣装でのバーレスク、ゴージャスで、スタイリッシュで、
でもキリキリとしたものを感じます。
長ーいおみ足、小顔に小尻の超絶スタイル、
集中力と、我々を射抜くその視線…!
ひれ伏すしかありません。

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だぼっとした黒スーツからの~、

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めっちゃ世界観に合ってる!!

ポールダンスのAッkunさんもムキムキセクシ~

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C―Costumes by Coppelia Circus and Competent Creators―(2023.7.23 スターパインズカフェ) [キャバレーつながり]

コロナで10日間寝ていて、久々の外出がこれ。
というか、何としてでも行きたかった…。

コッペさんが作ってきた衣装を、
いろんなダンサーさんが着る、というイベント。
写真集「Costumes by Coppelia Circus」のリアル版というわけ。

それも、ただ着て出てくるんじゃなくて、ちゃーんとショーになってるんです。

最初、後光が刺す中でダンサーさんがだんだん登場する様子は、
ギリシャ神話の女神さまたちかと思いました。
自分、ルネサンス時代の人間になって、トリップ状態になって、
ギリシャ神話の女神の降臨を見てたみたい。
これを絵にしたい! 

すごいダンサーさんばかりだから、衣装をどう見せればいいかもわかってる。
ちょっと立ってる、歩いてるだけなのに、さまになる~

コッペさんがあそこで着たお衣装だな、とわかるものもあったり、
その方にオーダーで作ったお衣装というのもあり。

しかし、衣装の細部を見たくもあり、
一方で、ショーとしての流れを楽しみたくもあり、
どうしたらいいのーーー!
全神経を多方面に使って集中するので、むちゃくちゃ気持ちいい疲労感!

写真撮る余裕がほとんど無かったんだけど、
サヴァビアンのりょんりょんさんと、ゆずなさんとコッペさん3人のレビューシーン。
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キャバレーキャッツのみなさま。
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すずよさんが白いお衣装で歌い上げて、
その前でコッペさんとジルベールが切ない感じで踊っているやつが
クライマックスなんだけど、鳥肌もの!

あと、中村インディアさん、すごかったな。

第二弾希望ーー。

ペイスティや、例の「棒」、間近で見られました。
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ローズプラス(2023.7.11 ルーツ東京) [キャバレーつながり]

グランドキャバレー「白いばら」で踊っていた
ダンサーさんたちのチーム「キャバレーローズ」
のゲスト呼ぶバージョン。

この夏は、ゲストが、宮本すずよさんとコッペリアサーカスさんのコーラス「パパロッツ」でした。

直後にコロナになったせいか記憶が飛んでいるのですが…

パパロッツは定番の曲が、ますます上手になってて、
余裕ができたぶん、お芝居っぽい振りが増えて、
さらに魅せるパフォーマンスになっていて、
何度も聞いてるだけに変化が楽しい!

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コッペさんのバーレスクのソロはコミカルな演目でした。
「いやん、ばかん…」っていうアレです。

夏らしく、ヘッドドレスにはフルーツがてんこもり。
綿ぽいストライプの生地が、ものすごい量のサーキュラースカートになってて、
あれですよ、パイナップルを頭に乗せてる…カルメン・ミランダ!

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ルーツ東京のゴージャスな雰囲気の中で、
華やかな衣装に、コミカルな歌で、みんなを笑わせてニコニコさせてくれる。
やっぱり場所に合わせて演目を選んでるんですよね。

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スキャプランドリー(2023.6.27 Woofer) [キャバレーつながり]

コロナになったりして完全にさぼっていました。
だいぶ昔の話を今更書きます。
(演者のみなさんご自身がたくさん発信しているのだから、まったく意味がない気がしますが、
自分のための記録…)

コッペリアサーカスさんと、ベリーダンサーのGAYAさんが、
かつて麻布の店で、なんと毎週! いろんな出し物をしていた、
それがものすごく楽しかった、と聞いたことがありました。

その組み合わせが一瞬復活するとな!?

代々木の地下にある、今時の人が80年代をイメージしたような、
おしゃれーなお店です。
コンクリート打ちっぱなしに、カラフルなネオン。
台湾の屋台みたいな簡易なテーブルと椅子。

ステージ部分はこんな感じ。

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GAYAさんは、いかにもなベリーダンスだけじゃなくって、
たとえばアニメソングとか、いろんなものとミックスして踊っている方のよう。
お衣装もお手製なんですって。

背景の映像も自分たちで作るのがこのユニットのウリのようで、
なんか密教ぽいイメージのやつでした。(うう、適当…)

モデルさんみたくかわいくスタイルよくて、でもちょっと変なとこ狙ってくる、
っていうのが、おしゃれーー。

コッペさんは、眉毛ないような、黒と金の生き物、でした。(何それ)
この世のものとは思えないねー。
「チーターのような」ってよく言っちゃうけど、本当に、
人間ではない、しなやかな獣です。

曲と背景と踊りとがむちゃくちゃ合ってて、すごい計算されてる。
というか、くねくねと獣が動くのに合わせて世界が動いているように見える。
その背景画像もサイバーでありつつゴージャスで、センスいい!

ちゃんとその場の雰囲気にぴったりくるものをドンピシャで選んでる(作ってる)んですよねえ。

…ほんと、なんだったんだろう、あの生き物。



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浅草ロック座「Rebirth」 [ストリップ観劇]

リクエストされた再演場面ばかりということで、
最初から最後までテンション高く大満足です。

自分は感度が鈍いのか、度量が狭いのか、
どんな公演、香盤でも、印象に残らない景や踊り子さんが必ずいるのですが、
今回は全くそれが無い!!!
連日満員なのも納得です。
全体的に、哀しく切ない場面が多かったかな。
誰でも知ってる題材と、それにドンピシャな選曲っていうのも名場面のコツかもしれません。

橋下まこさんは絶対に浅草でプロデュースされるのが映えると思っていて、
今回の羽扇とかもうピッタリ! 
イカれてる、おかしな、そしてHな、ハートの女王様。
手拍子を要求したり、あっかんべーしたり、かーわいい。
うしろでちょこまか動くトランプ(バックダンサーさん)や、
ゆきなさんと桜庭うれあさんのアドリブを見るのも楽しいです。

白鳥すわんさんはバレエの基礎がしっかりしていて(お名前の通り)、
でもちょっとかわいこちゃん系かなと思っていたのですが、
今回とても激しい酒呑童子の役で、
こんなこともできるんだと驚きました。
ポーズで足をのばさずかかとを出していたりして、
ストリップ特有の決めポーズが、苦悩の表現であるという。
切りかかる武士たちの服装が、和洋ごちゃまぜだったのもファンタジーっぽくて面白い。
(うれあさんは南蛮風の衣装で、刀使いがとてもかっこいいです)

ののかさんは銀河鉄道の夜のジョバンニ。
冒頭、朗読もあります。
カムパネルラを桜庭うれあさんがされていて、
さらさらロングヘアと透明感あふれる表情で、
突然、若くして亡くなった友人を思い出して涙がとまらなくなりました。
彼女もあんなさらさらのロングヘアで、いつも優しい表情でした。
自己犠牲の人でもあったから、カムパネルラが彼女そのものに思えてきました。
選曲もよく、ポーズは友人を失った悲しみと追悼を表していました。
ののかさんがポーズを切るたびに、涙がこみあげて嗚咽…。
ネイビーに模様が入って、ラメがついてる、透ける衣装も、
銀河を表現していてとてもきれい。

ゆきなさんは狐の嫁入り。
かなりファンタジックでかっこいい嫁入りの群舞。
これって…、荻田浩一ぽいです! (←元宝塚の演出家です)
ダークで、せつなくて、あやしくて、セクシー。
オギーがストリップの演出をしたらさぞすごかろう。
ショーは宝塚辞めてから、ほんとに少ししか演出してないから、ぜひ!
(演劇で「レビュー」とか「ショー」って、まず無いんだもん)
って閑話休題。
ゆきなさんは一人になると、ほとんどポーズを切らず、
うっすらとした初夜の暗喩があるようにも思いますが、
ほんの少ししか動きません。
でも、客席みんな釘付けです。舞台からの照明も美しく、
ゆきなさんの美しい肉体そのものと、それを彩るちょっとした動きを、
永遠に見ていたくなります。もはや貫禄です。


そもそもストリップの舞台って、本舞台から花道が長くて、先端に盆がある。
だから、本舞台の照明と盆の照明が別個にあり、
さらに本舞台から盆に照明を投げかける劇場もある。
特に浅草は大きいから、奥行きがあってとてもきれいです。
こんな構造の劇場ってほかにありますかね??
ファッションショーのランウェイが花道があるけど、盆はないし。
いつからこういう構造なんだろう? 日劇とかって先端に盆はなかったですよね??
宝塚の銀橋みたいに、外国の何かを真似たけど、
外国ではそれは今はもう無い、的なものだったりして?
調べてみたーい。


休憩挟んで5景は、明るくポップな場面。
カジノドパリやクレイジーホース、
はたまた日劇ミュージックホールのヌードショーもかくや、というおしゃれさ。
こういうの大好き~~!
踊り子さん全員がカラフルな傘を持って、
ペイスティと金髪ボブのかつらで、かわゆく練り歩きます。
メインの桜庭うれあさんはピンクの衣装に着替えて盆へ。
足をくいくいっと動かしたり、ブラをちらちらさせたり、音楽と一体化しています。
そして、私の大好きな、超高速で次々と繰り出されるポーズ、
かーらーのー、腰を上げた大きなL! 
反りがすごくて、その反りとともに私はさらに高揚します。
「死ぬときこの場面が見たい」と思いました。本気で。

6景は空まことさん。
軍服っぽい衣装で、英語のスピーチが流れています。
途中から光を求めていって、ぼろぼろの布を羽織って自由に踊ります。
ベトナム戦争からのヒッピー文化だと理解しました。
本当に高度な踊りをしていて、
軍服で窮屈そうなアイソレーションの動きをしていたからこそ、
光を得て、自由になる解放感が実感できます(まさに裸が自由の象徴!)。
スピーチはあとで調べたら、もっと大昔の、
有名な反戦・反体制のコメディ映画の1シーンなんですね。

トリは真白希実さん。巴御前です。
大きな鉈を美しく操っていて、1.5kgもあると聞いてびっくり! 
盆では短刀を操ります。本当に手の動きがきれい! 
後ろを向いて片袖をぬく動きも、ただ腕を見せるだけでなく、小さく回転させているんです。
愛する木曽義仲を失ったあと、短刀で自殺しようと逡巡している場面だと思うのですが、
短刀が木曽義仲そのものだとしたら、それは交歓の場面であり、
一方で、死を思わせるその哀切さは、年末での引退を表明された真白さんと重なります。
真白さんが辞めるなんてーーーー

(『鎌倉殿の十三人』だと巴御前はそのあと和田義盛の妻になってたよな、
とあとから思ったり 笑)

どの場面も充実で、私にしては珍しくリピートしました。
いずれも満員で、初心者を連れてきている方も多かったです。


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『イルミナ』5号に寄稿しました [ストリップ観劇]

「トモコ」という名義で、桜庭うれあさんへの思いを書きました。

創刊準備号からずっと読んでいて、
熱い愛と深い考察にいつもうなっていましたが、
ついに! 参加! させて! もらい! ました!

じつは、30分で書きました。ほとんど推敲していません。
いつも無意識で考えていることだからか、するするっと出てきました。

編集部から、座談会もやりましょうと提案していただき、
今まで劇場でお見掛けしていたファンの方と、
はじめてお話するのに、熱いトーク! 楽しかった…!!
いつも一人観劇だったので、本当にうれしかったです。
自分がなんとなく思っていたことを、ほかの人が言語化してくれて、
そうそうそう! って思う、このファン活動の楽しさ。

宝塚だとファンクラブが強固な仕組みとしてありますが、
ストリップはそういうのがなく、
(誰かひとりにすべてを捧げるってほどでもなく)
なんとなくつながっているのもいいですね。

語ること、書くことが、観ることをより豊かにしてくれる。
「好きなものについて熱をもって語ること」の幸せの輪が
どんどん広まりますように。


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横浜ロック座、はじめてのかぶり席 [ストリップ観劇]

5月結。

かぶり席自体は川崎で座ったことあるのですが、横浜でははじめて座りました。
というのも、大体、土日祝日に行くので、混んでて座れないんですよね。
それで、女性優先席(ここはあけてくださっている)に座ることがほとんど。
今回、はじめて平日に行ったので、かぶり席があいて座れました。

横浜は劇場自体も狭い! ひょっとして盆も狭い?
だから、もんのすごく近い!!!
前に座った川崎よりも近い! 体感、目の前の「肌」を10cmぐらいしか離れてない!

かぶり席だけは、観劇ではなく交歓である、と『イルミナ』に書いてありましたが、
本当にそうだと思いました。
手は出さないけど、この近くで見ること自体、
プライベートゾーンに完全に入り込んでいます。
そして、香水だけじゃない、肉体の匂いもします…!!

ちょとほかではない体験かもしれないな。
触りもしないし、会話もしない、
観るだけ、嗅ぐだけなのに、交歓するっていうのは。
性行為だと、触感があるじゃないですか。それとは違う。
間近で撮影されたものを見るのは、実物がいないから全然違う。

かぶり席だと周りの観客が目に入りにくいからいい、
と言っていたファンの方もいました。わかります。
もちろん目に入らないわけじゃないんだけど、
「前」にいないから邪魔にならないし、
踊り子さんが近すぎて、盆の向こうの客には焦点が合わないです。

めくるめく交歓の時間、強烈すぎてフラフラしてきます。
みんな、よく一日中いられるな(笑)。

印象に残った踊り子さん。
藤咲茉莉花さん。二度目に見たときは日本物でした。
今回はシンデレラ。けっこうダークな曲なので、
ダークなシンデレラかと思ったら、そうではなかった(笑)。
ちょっとたれ目の濃いめのお顔がセクシーです。
この方、むちゃくちゃうっとり顔ができてますね…!(すぐそれ)
そのくせポラではほわほわしたしゃべり方がかわいい。

真白希実さん。ポラ館では久々に拝見。
いやー、オープンショーがほんとに神。
まったく段取っていない、スムーズで美しい動き!
即興なの? 客の心を完全に掌握して、踊りで揺さぶる。
そのうえオープン! 神々しすぎます。

ゆきなさんは温泉ネタで、横浜=中華街ってことなのかな、
パンダとかついてる中華風の衣装がかわいかった。

もちろんお目当ては桜庭うれあさん。
『LEON』と『ポンポコ』。
マチルダは誰にも愛されたことがなかった子なんだな、
レオンにはじめて愛を教えてもらったんだな、と
ひしひしと伝わってきました。
ポンポコは何度見ても幸せになります。
かぶり席だと、汗が目の前でキラキラしていて、
この演目で表現されている「幸せ」の結晶だな、と思いました。



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COMME A LA RADIO #1(コム・ア・ラ・レディオ)5/21 7thFLOOR [キャバレーつながり]

バーレスクでラジオにちなんだ演目をやるという意欲的なイベント。

私はラジオは全く聴かない(そもそもテレビも自分からは見ない)のですが、
夫が「エレ片」が好きでいつも聴いているので、
時々つきあって聴いたり、ライブ配信を見たりしています。

あるとき、ヴァイオレットエヴァさんのツイッターで、
エレ片の文字を見かけて「?」となりました。
カレー屋さんがエレ片にレトルトカレーを提供した、というツイートを
リツイートしておられる。
? 行きつけのカレー屋さんなのかな?

さかのぼって見ると、カレー屋さんは昨年12月に手を骨折していたという。

…!! 御苑ROSSOのAll that barlesque
コッペリアサーカスさんを観に行ったとき、
骨折したので出演できませんが、チップレイを販売します、と言ってた、
あの方がカレー屋さんとな!?

夫に聞いてみると「エレ片のリスナーにカレー屋さんがいて、
イベントにレトルトカレーを提供してくれたんだって」とのこと。

なんと、バーレスカーでエレ片ファンという、(我々的に)稀有な方!

そのマミィ・ボムさんが主宰のイベント、というわけで、夫を誘って渋谷へ。

ラジオをどうやって演目に落とし込むのかがポイントなわけですが、

フリ・ライオットさんは、地下鉄の中でラジオを聞いて盛り上がっちゃって、
という、ある意味王道のパターン。
女子高生コスなのに、お名前の通り攻めの芸風が小気味いい。

春・ザ・ブルーフィルムさんは、そう、美月春さん!
ご自身が出演されたラジオ番組を使用するという、珍しいパターン。
バーレスカーとなられてからははじめて拝見しますが、
オラつきながらも、ものすごくピュアで全力っていうのが、
本当にぐっときて守ってあげたくなります。

バーレスク以外での出場者として、
DJ? っぽい自作の音楽を披露された碧衣スイミングさん、
音響のせいか歌詞が聞き取れず、よくわからんかった…
が、なんかすごかった…
トークがすごく常識人で政権批判とかしてて、
そのギャップにびっくりした…歌詞聞き取りたかった…

あと、ラ・サプリメント・ビバさん、
既存のラジオの音源を切り貼りしてギャグにしているんですが、
むちゃくちゃ面白いですね。
クスっとするのが次々連射されて、頭がぐるんぐるんします。
切り貼り済の音源だから、生でやる必要ないかっていうとそうでもなくて、
表情とか動きも面白いので、やっぱり生が大事なんだろう。
チップはスピーカーに差し込むという、見たことないことが起きてました。

で、ヴァイオレット・エヴァさん。
中高生のとき好きだったラジオ番組のオープニング曲とか、
そこでかかってた曲とか、好きだった世界観を表現するというもので、
もんのすごくおしゃれ! さすが!!
夫は、以前、友人の代打でクリフサイドでのRED LIGHT BURLESQUEに行ってて、
そこでもエヴァさんを見てるので、「この人が出るなら安心だね」的な。

トリが主宰者のマミィ・ボムさん。
エレ片で有名なエピソードをつないだとのことで、
正直、私には全然わからなかったのですが(笑)
見た目はインパクトありそう! なのにお人柄はすごく控えめ?
でもやっぱり脱ぐとすごいんです! 
え、思ってた体型と違う! とか(笑)
何重にも先入観を覆す、ある意味、すごくバーレスクらしい要素のある
バーレスカーさんなのではないでしょうか。(と偉そうに言ってみる)

最後についてたトークが良かったですね。
どんな番組が好きだったかを語るのですが、愛にあふれてました。
私、ラジオ全然聞かないとか言っておいて、
じつは中高生のときはけっこう聞いてました。
小中学生のときは、谷山浩子とか中島みゆきとか、
高校受験の頃は、FM横浜ができたばかりで、杉真理の番組が好きでした。

司会はハッシーさん。All that barlesqueでも司会をされてましたが、
この方、ラジオ番組を持ってらっしゃるのかしら? 
すごく詳しいし、愛がある。このうまさはプロの局アナだったりする?
ZINEのことを、「昔で言うなら小冊子、新宿で詩集配ったり」と言ってて、
え、そこは「同人誌」じゃないんだ、新宿で詩集配るって1960~70年代ですよね?
いったいおいくつ?? 私より年上なの?? と思いました。。。

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The Show Must Go On! vol.7(4/16) [キャバレーつながり]

ゆずなさんの26周年は、はじめて観た23周年と同じL&Sで開催。

今回は「POP STAR」というお題で、今までと違うイメージで、とのことでしたが、
なるほど、すべてがアップテンポの激しい曲で、ガンガンに踊りまくる構成でした。

紫ベビードールの4人と、浅草ロック座振り付け師&バックダンサーズという構成です。

1部の前半は、シルバーの衣装でサイバーなイメージ、
ゆずなさんの編み込みの髪型がまたおしゃれ、
後半はGパンの短パン、なんていうの、おばさんわからないわ、
編み込みをくずしててそれがまたおしゃれ。
ジルベールのボーイレスクをお姉さまがたがいじる場面も。

そして、なんか手に持って出てきたと思ったら、なんとシャボン玉を発生させるやつ!
シャボン玉ふいてるのに大人! 全然子どもっぽくならない。
友人が「大人のパーティ感が半端ない」と言ってましたが、まさに…!

途中、ダルマ(ヅカファン用語?)の衣装もありました。
カーキとトロピカルな感じの羽を羽織ってて、頭にもついてて、パイナップルの女王的な?
お尻から足先まで、足、長ーーーっ! お尻うつくしーーーっ!

2部の前半はいきなりお経で始まって、え、何何と思っていると、
サイリウム持ってオタ芸! 諸葛孔明みたいな人が出てきて、
なんと『パリピ孔明』だという。
世界一上手なオタ芸ではないですか?? サイリウムの残像がめっちゃきれい…!
こんなごたまぜで、わけわからなくて笑ってしまって腹筋がプルプルなのに、
上手いしかっこいいしで目はうっとり、頭は大混乱です。

2部後半は紫ベビードールの定番曲で楽しく盛り上がって、
一気にフィナーレへ。

黒一点のジルベールが、ナレーター的な役目をしたり、途中の変化球として出したり、
まったく邪魔にならず、アクセントとして利いている。
ゆずなさんの構成も上手いし、ジルベールの居方もいい。

何から何まで大人な時間でした。
本当はしょっちゅう観たいけど、このクオリティをしょっちゅうやるのは、
ものすごく大変なんだと思う。
ましてや、全力でやっているからこその満足感なわけで。
毎年本当にありがたいことです。

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