広島第一劇場に行ってきました [ストリップ観劇]
完全にわかファンですが、
映画『彼女は夢で踊る』の舞台となった広島第一劇場が、
ついに今月20日をもって閉館、取り壊しになるとのことで、
一目見たくて行ってきました。(元ヅカファンなので一人遠征は慣れっこ)
(極力しゃべらない、食事はすべてホテルの部屋で、の対策で)
広島の中心地の歓楽街のこれまた中心にある劇場です。
入って思ったのはとにかく広い!
そして、盆が二つ!
左右と舞台奥に鏡があって、舞台のはカーテンを開閉できます。
左右のは上下に2枚あって、角度が違うんです。
だから、いろんな角度の踊り子さんが観られる!
これは映画にしたくなるの、わかるわーー。
盆の照明がすごく赤いのも印象的。ピンクじゃなくて赤。
盆だけの照明になると、周りの広い空間が闇になって、
その中に真っ赤に燃える踊り子さんがいるようで、とても綺麗。
一方で、本舞台の照明はちょっと白っぽい。
空間が広いこともあって、かなりの力量がないと、
一人で空間を埋められないように思う。
埋められる力量のある踊り子さんなら、思うぞんぶんこの空間を動かしてくれる。
どこのストリップ小屋もそうなんだろうけど(増改築できないから?)、
鏡のふちはガムテで補修、
木でできた盆はかさかさで、擦れた赤いカーペット。でもちゃんと回る。
あと謎の機能で、盆の下あたりにマイクのプラグを差し込むところがあって、
高崎美佳さんはマイクで歌うたってました。
(高崎さんの、刀を使った決めポーズかっこよかった~)
入り口がいきなりじゃなくて、
ラブホの入り口みたいに、一回道路から遮断された空間になって、
そのあとドアなのね。
喫煙所はこの外の空間だったので、良かった。
(ロビーだという情報があったので、覚悟してた)
チケット売り場(?)がガラス越しとかじゃないのははじめてだった。
回のはじめに女声のアナウンスがあるんだけど、
「エレガントでエキセントリックなパッションステージをお楽しみください」
って…、バブルの頃の語彙だなあ。
「タッチショー以外ではお手を触れないでください」とも言っていて、
その頃まではタッチショーがあったことがわかる。
踊り子さん一人ずつを紹介するアナウンスでは、
「○○嬢」って言ってた。
ポラロイド撮影の途中で衣装を脱ぐと客席から拍手が起こるのが面白い。
照明さんの間違い(その順番じゃないのに幕しめちゃったり)に、
客席がみんなで「違うよー」って言ったりしてて、とてもアットホーム。
トリは水元ゆうなさん。
前観たときも思ったけど、ヅカファン的には美弥るりかだよね。
そして、やっぱり上手いんだなあ。
チャイナっぽい設定で(周年作らしい)、カンフー場面もあるんだけど、
指先とか目線とか、とても丁寧なの。見てると、うっとりする~~。
スタイルや顔も超好み。
お目当ての浅葱アゲハさん。
ストリップの空中演目の第一人者?
2017年の初観劇のあと、たなかときみさんの記事を読みまくって
(初心者向けの記事は、今は本になったので見られない。その本も在庫切れ。読みたいなあ)
そこで紹介されていて気になっていたし、
同人誌『私たちのアツいストリップ活動』でも、
アゲハさんにあこがれているというMIKAさんのインタビューなどで言及されていました。
観れたのは「ひなげし」という演目。
レ・ミゼラブルのエポニーヌがアンジョルラスになって、
最後は胸にさしていたひなぎくを盆に置いて、
…って何言ってんだか意味不明ですが、
困難な中で戦って、自由や平和を求める、というストーリーだと思います。
白い布の空中くるくるは、盆の上では機構上できなくて、本舞台でやるのですが、
さっきも書いた通り本舞台は少し遠いし、照明が白っぽいしで、
白けてしまいそうなのに、全然そんなことはなくて、ものすごい迫力に感じました。
全体の構成も、エアリエルの技術も、そして訴えかけてくる力がすごいのです。
普遍的な意味での自由や平和。
…広島で、ですよ!!
翌日は路面電車(じつは路面電車好き)に乗りまくって、
被ばくした橋などを見て回ったのですが、
かなりの都会である広島、の中に、普通にそういうものがある。
きっとここに住んでいる人たちは、おじいちゃんおばあちゃん近所の人の話、
日常の中に、いろんなものが蓄積されていているんだろうなあ、と。
ちょうど道端にひなげしが咲いている季節なので、
アゲハさんの演目を思いながら帰ってきました。
こんな素敵な空間が無くなってしまうなんて、本当にもったいない…!!
(そして、PCR検査をいろんなところで無料でやってて超うらやましかった…それが当たり前だよねえ?)
映画『彼女は夢で踊る』の舞台となった広島第一劇場が、
ついに今月20日をもって閉館、取り壊しになるとのことで、
一目見たくて行ってきました。(元ヅカファンなので一人遠征は慣れっこ)
(極力しゃべらない、食事はすべてホテルの部屋で、の対策で)
広島の中心地の歓楽街のこれまた中心にある劇場です。
入って思ったのはとにかく広い!
そして、盆が二つ!
左右と舞台奥に鏡があって、舞台のはカーテンを開閉できます。
左右のは上下に2枚あって、角度が違うんです。
だから、いろんな角度の踊り子さんが観られる!
これは映画にしたくなるの、わかるわーー。
盆の照明がすごく赤いのも印象的。ピンクじゃなくて赤。
盆だけの照明になると、周りの広い空間が闇になって、
その中に真っ赤に燃える踊り子さんがいるようで、とても綺麗。
一方で、本舞台の照明はちょっと白っぽい。
空間が広いこともあって、かなりの力量がないと、
一人で空間を埋められないように思う。
埋められる力量のある踊り子さんなら、思うぞんぶんこの空間を動かしてくれる。
どこのストリップ小屋もそうなんだろうけど(増改築できないから?)、
鏡のふちはガムテで補修、
木でできた盆はかさかさで、擦れた赤いカーペット。でもちゃんと回る。
あと謎の機能で、盆の下あたりにマイクのプラグを差し込むところがあって、
高崎美佳さんはマイクで歌うたってました。
(高崎さんの、刀を使った決めポーズかっこよかった~)
入り口がいきなりじゃなくて、
ラブホの入り口みたいに、一回道路から遮断された空間になって、
そのあとドアなのね。
喫煙所はこの外の空間だったので、良かった。
(ロビーだという情報があったので、覚悟してた)
チケット売り場(?)がガラス越しとかじゃないのははじめてだった。
回のはじめに女声のアナウンスがあるんだけど、
「エレガントでエキセントリックなパッションステージをお楽しみください」
って…、バブルの頃の語彙だなあ。
「タッチショー以外ではお手を触れないでください」とも言っていて、
その頃まではタッチショーがあったことがわかる。
踊り子さん一人ずつを紹介するアナウンスでは、
「○○嬢」って言ってた。
ポラロイド撮影の途中で衣装を脱ぐと客席から拍手が起こるのが面白い。
照明さんの間違い(その順番じゃないのに幕しめちゃったり)に、
客席がみんなで「違うよー」って言ったりしてて、とてもアットホーム。
トリは水元ゆうなさん。
前観たときも思ったけど、ヅカファン的には美弥るりかだよね。
そして、やっぱり上手いんだなあ。
チャイナっぽい設定で(周年作らしい)、カンフー場面もあるんだけど、
指先とか目線とか、とても丁寧なの。見てると、うっとりする~~。
スタイルや顔も超好み。
お目当ての浅葱アゲハさん。
ストリップの空中演目の第一人者?
2017年の初観劇のあと、たなかときみさんの記事を読みまくって
(初心者向けの記事は、今は本になったので見られない。その本も在庫切れ。読みたいなあ)
そこで紹介されていて気になっていたし、
同人誌『私たちのアツいストリップ活動』でも、
アゲハさんにあこがれているというMIKAさんのインタビューなどで言及されていました。
観れたのは「ひなげし」という演目。
レ・ミゼラブルのエポニーヌがアンジョルラスになって、
最後は胸にさしていたひなぎくを盆に置いて、
…って何言ってんだか意味不明ですが、
困難な中で戦って、自由や平和を求める、というストーリーだと思います。
白い布の空中くるくるは、盆の上では機構上できなくて、本舞台でやるのですが、
さっきも書いた通り本舞台は少し遠いし、照明が白っぽいしで、
白けてしまいそうなのに、全然そんなことはなくて、ものすごい迫力に感じました。
全体の構成も、エアリエルの技術も、そして訴えかけてくる力がすごいのです。
普遍的な意味での自由や平和。
…広島で、ですよ!!
翌日は路面電車(じつは路面電車好き)に乗りまくって、
被ばくした橋などを見て回ったのですが、
かなりの都会である広島、の中に、普通にそういうものがある。
きっとここに住んでいる人たちは、おじいちゃんおばあちゃん近所の人の話、
日常の中に、いろんなものが蓄積されていているんだろうなあ、と。
ちょうど道端にひなげしが咲いている季節なので、
アゲハさんの演目を思いながら帰ってきました。
こんな素敵な空間が無くなってしまうなんて、本当にもったいない…!!
(そして、PCR検査をいろんなところで無料でやってて超うらやましかった…それが当たり前だよねえ?)
2021-05-04 19:10
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