SSブログ

浅草ロック座「秘すれば花」 能とストリップ? [ストリップ観劇]

10月末に観劇。

能が題材ということで予習しておいた。

能ってとにかく、
若く美しい女性が、年老いてしまい、諸行無常…
って話が多すぎないですか。
男性はないんですか。
観阿弥世阿弥の時代は衆道も盛んだったはず。
直接的すぎるから女性に託してるんだろうか。

まあともかく、「女性の美しさに魅入られる」という前提があるわけで。
それをストリップでやる、と。

しかも、「秘すれば花」というタイトル。
能って抽象的で、生々しいものとは真逆。
ストリップ、全部脱いじゃうよね。
どうなん?

と思ってたけど、
なるほど、全然アリだと思った。
っていうか、一周回ってぴったりなのかもしれない。

目の前に裸があるのに、触れない。観るだけ。
むしろ、美しすぎて「幻」なんじゃないかと思う。

女性の裸が、女性美のイデアになってるわけです。
だから、能の抽象的な世界に逆に合っている。

特に良かったのが、橋下まこさんの1景。
インドの女神さまみたいな衣装で、神々しかった…!!

桜庭うれあさんの「菌」はキノコの意味だそうで、
ポップでかわいい場面。
衣装とカツラがあまり自分好みではなかったけど…
みんなでお教室でぴょこぴょこしてるのがとってもかわいかった。

矢沢ようこさんの雪女みたいなのも、
バックダンサーの方たちの武士っぷりとあいまって、完成度高かった。

トリの南まゆさん、いわゆるタヌキ顔がかわいい。
なのに鬼の面。その差が魔物っぽさを際立たせている。


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。