SSブログ

初めての東洋館 2020年11月のサヴァビアンショー [キャバレーつながり]

で、東洋館ですよ。

浅草六区にある浅草演芸場、テレビで中継?録画?やってますよね。

あの建物の4階にある小さなホール。
舞台も客席もちょっと曲線になっていて、かわいいの。

もともとストリップ劇場で、
そのあいまに「軽演劇」をやっていた、
ビートたけしとかが出身である、というのは、
芸能の歴史の本なんかで必ず読む記述だけど、
そもそもこの「軽演劇」っつーのがどういうものか、ピンと来ないよね。
今で言う「コント」のようなもの??
にしても、ストリップとコント、そんな形態の娯楽があったんだ、
と驚きしかない。
ストリップ自体が、今のような「求道!」みたいなものではなく、
もっと明るい笑いの中でやっていたのかなあ??

劇場の変遷はいろいろ複雑っぽい⇒公式サイト

まさに今そこにいるわけです、私。

で、観るのはサヴァビアンショー。

今回はジャスミンさんは出演されてなくて、ゆずなさんはご出演。

1幕目は日本物のショー。戦国時代。
ゆずなさんは柴田勝家役だという。
なのになのに金髪で、衣装は花柄振袖なのよー。
髪をゆわく紐は真っ赤。なんじゃそら!
なのになのに、めっちゃかっこいい…。

2幕目の洋もののショーでは、黒い羽根しょってうろうろゆらゆらするだけの、
いわゆるレビューのスターさんぽい場面もありました。
黄泉の帝王の居城という感じでした。

あと、早崎志穂さんという方が、
よくフランスのレビューのイメージにある、
ほぼ裸なんだけど、キラキラしたやつで一応隠れてる、ぐらいの衣装(なんだそりゃ)
に、羽根のショールを両腕にかけて、
ひたすらゆらゆらするような場面があって、
恥じらいの表情がとても美しく、エロかったです。

こういう「色気」の伝統芸が、本当に好きです。

ストリップにゆかりのある劇場で、レビューを観る。
レビューはもともと、(少女歌劇では脱色されたけど)セクシーなものだった。
うーん、やっぱり、つながってる。

2/21追記:
東洋館の前身であるストリップ劇場フランス座の70周年イベントが
4年前にあったそうです。
http://asakusanews.com/erudition/363
なんと、サヴァビアンの構成・演出をしている、中島洋子さんがご登壇!
ビートたけしと同時期にフランス座に出ていた、とな…!!




nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。