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ストリップ劇場の異物 川崎ロック座にて [ストリップ観劇]

2020年11月上旬、桜庭うれあさんを観るために、
川崎ロック座にはじめて行きました。

繁華街の先の先、あ、繁華街終わった、というところの角に、
ぽつーんとある。
場末感、半端ない(褒めてる)。
いかにもストリップ小屋って感じ!

横浜ロック座よりも一回り大きくて、50席ぐらいかな?


一人目の秋月穂乃果さん、
踊りがやや固いけど、腹筋がすごい、どういうこと?
と思ったら、なんと、布を使ったアクロバットをされる方でした。
シルクエアリエルと言うそうな。
人魚姫をモチーフにしていて、ベッドでは泡の比喩であるボールも使って、
いやはやすごい技術。
布をつたわって上へ上へと行こうとする動きが、
人魚の恋心なんだな、と伝わってきました。

トリの水元ゆうなさんは、ベテランなのかな、すごい美人。
選曲が、いわゆるMGMミュージカル映画みたいなゴージャス楽しい系で、
お金持ちの奥様が脱いでくみたいで、とても好みでした。

(桜庭うれあさんについては別記事にします。)


忘れられなかったのが、客席にいた、とあるおじさん。
かぶりつきの席で、舞台に身を乗り出しちゃうんです。
とにかく、局部が見たいらしい。
笑っちゃうぐらい、必死に体をよじらせて、局部を見ようとしてる。
見た目、普通のおじさん。
いやー、完全に、無粋。
横柄なおっさんほど嫌ではないけれども、むしろ異物。
この劇場の空気の中で、異物でした。

逆に、それだけ、ストリップ劇場の中は、
ちゃんと踊りを見る、という空気が成立しているんだなあ、と。

そのおじさんは、劇場のスタッフに注意され、
いつの間にか退場してました。ほっ。


もう一つ、異物だったのは、私です。

というのも、ポラロイド撮影の間、換気のために扉が全開になっていたのですが、
そこから、劇場入り口の喫煙コーナーで吸っているタバコの煙が入ってくる入ってくる。
気管支の弱い私、普通なら、
「場内禁煙じゃないんですか? 中に煙が入ってくるんですけど!」と
クレームを入れるところなのですが(やだ、何それ、こわい)、
ここは、そういうところじゃないんだよね…。
もともと、夜の世界だもん。タバコ吸って当然なんでしょう。
場内禁煙なだけでもありがたい。
タバコが苦手な私のほうが異物なんだ、
垣間見ているだけで、私が本来いるべき場所じゃないんだ、と痛感しました。
かなすいけど、仕方がない。
距離感を間違えないようにしよう、と肝に銘じました。

(飴を舐めたりしましたが、案の定、3日、寝込んだ…)

(あと、照明がすごくかっこいいんだけど、
客席に向かってくる照明が多くて、BBAの目には辛かった…)



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